僕のカバンには紙とペンが入っていない②[V字回復上り坂#6]

前回、仕事全般で使うツールのIT化によって、効率的に仕事ができる環境を整え、時間と自分のリソースを有効に使うことについて触れたが、今回はその続きについて。

僕のカバンには紙とペンが入っていない[V字回復上り坂#5]

僕は徹底的に仕事の道具や環境をIT化することによって、時間のムダをとにかくなくすことを追求した。時間のムダをなくせば、本来の売上を上げるための時間に集中することができる。

<スケジュール管理>

これは、もうすでに使っている人がだいぶ多いと思うが、Googleカレンダーを利用している。

以前は、僕も手帳を作り、オリジナルの手帳用紙とオリジナルのシステム手帳ケースを作るほどのこだわりようだった。

オリジナルの手帳用紙には、ToDoリストと一日のタイムスケジュール、繰り返しの予定などをカラーペンを使い、書き込んでいたが、これらはすべてGoogleカレンダーで実現できる。

手帳に書くということが楽しかったため、Googleカレンダーが出来てからもアナログの手帳を使い続けていたが、カバンが重たくなることと、手帳を持っていない時にすぐにスケジュールを確認することができないため、Googleカレンダーに移行した。

Googleカレンダーであれば、携帯やPC全てで予定が自動的に同期できる。

ビジネスマンには絶対的に必要なツールだと思う。

 

<書籍>

これも多くの人がすでに活用していると思うが、書籍を読む時はAmazonのKindleを使用する。

以前は、隙間時間に読むために、カバンの中に書籍を突っ込んでいた。

特に、V字の下り坂を下っている最中、書籍類をむさぼり読んでいた時は、2,3冊入っていたかもしれない。

だから、僕のカバンは筋トレしているのか?というくらい重かった。

紙の本でないと内容が身に沁みないという声も時折聞くが、僕はそれは「気のせい」だと思う。

書籍に書かれている文字や絵、写真は言ってみれば「信号」で、それが描かれている素地が紙であろうが電子機器であろうが、同じ信号であることには変わりがないからだ。

だから、僕も最初は紙の本派だったが、ある日、機会があってKindleを体験してからは、Kindleに乗り換えた。

もちろん、紙の本に蛍光ペンを引くようにハイライトをつけることもできるし、角を折るドッグイヤーも可能だ。

 

<お金>

東京では、クレジットカードや電子マネーが利用できる店舗やサービスが発達しているが、地方ではまだまだ現金が必要なシーンが多い。

だが、電子マネーが発達した今、財布はもはや必要ないのでは無いかとも思う。

3月にアメリカへ行った時、現金5万円を念のためドルに変えてもっていたが、使い切るのに苦労した。

そんな状況がもうすぐ日本を席巻するのでは無いかと思う。

僕は、カードで乗り切れることが分かっている時は、カバー付きの携帯ケースのポケットにクレジットカードと電子マネーを入れて財布を持たず、出かけることが多い。

 

カバンの中から、ノート、紙資料のファイル、分厚い手帳、書籍、財布が無くなったら、かなり身軽になる。

ただ、軽くなるだけでなく、それらの情報にいつでもどこからでもアクセルできることによって、仕事の効率化が進む。

こんなにいいことはないと僕は思う。

シンプルで、効率的なスタイル。

これが、僕にとってはV字の上り坂を登る後押しをしてくれたのだ。


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[V字回復上り坂#6]