AmazonPayを申し込む[EC CUBE3でAmazonPayを利用するためのステップその2]

【記事要約】

EC CUBE3系でのAmazonPay導入に関して、まずAmazonPayへの申し込みが必要。実際に申し込みをしてみた経緯を紹介。

 

AmazonPayを利用するためにはまず、AmazonPayへの申し込みが必須。

実際に申し込み作業をしてみた経過についてご紹介。

1. AmazonPay申し込みの必須条件

AmazonPayを利用する必須条件には下記の2点がある。

① 法人であること

② 法人カードもしくは社長の個人カードがあること

①が多くの場合、ハードルになり、ガッカリされる方も多いだろう。

②に関しては、僕は法人カードを持っていないので、個人(代表取締役)のカードで手続きができた。

①と②の条件を満たす場合は、ちゃんとした会社であれば、問題なく審査は通ると思う。

まずは、AmazonPayのページで条件などをよく読んだ上で

下記ページからAmazonPayの申し込みをする。

https://pay.amazon.com/jp/contactsales

2. 必要書類の提出と手続き

申し込みをすると、自動返信メール(メール①)が送られてくる。

その後、僕の場合は翌日、審査に関する詳しいメール(メール②)が送られてきた。

具体的な手順や審査過程、開発ソリューション会社の提案などが書かれている。

審査の流れは下記のような内容だった。

(1)審査書類提出(御社)

(2) セラーアカウント作成方法の案内(Amazon)

(3)セラーアカウント登録(御社)→完了後、Amazonへ連絡

(4)審査開始(Amazon/1~2週間を要します)

(5)審査完了の連絡(Amazon)

(1)の審査書類には、登記簿(履歴事項全部証明書)、代表者の身分を証明する書類、銀行口座(法人)を証明する書類が必要だった。

(2)のセラーアカウントは、既にAmazon出品サービスのセラーアカウントを持っていたとしてもまた別にアカウントを作る必要があるとのことだった。

実際僕も出品アカウントを持っていたので、別のメールアドレスで、AmazonPay用のセラーアカウントを新しく作った。

メール②が送られてきたその日のうちに審査書類を提出。

すると審査用書類受理の自動返信メール(メール③)が送られてきて、さらにその日の内にセラーアカウント作成方法についての案内メール(メール④)が送られてきた。

ちょっとバタバタしていたので、メール④が来た後、しばらく放おっておいたところ、ふたたび同じ内容のメールが3日後に送られてきた。

そのため、直ぐにセラーアカウント作成をしたところ、セラーアカウントの設定で漏れている箇所の指摘がメールで送られてきた。(メール⑤)

修正したところ、審査に1週間かかるという内容のメール(メール⑥)が送られてきて、実質その日から6日後に審査完了の連絡メール(メール⑦)が届いた。

必要書類の提出やセラーアカウントの作成などをテンポよくやれば、一週間ほどで手続きが完了するだろう。

なお、各メールに丁寧な説明やマニュアルがリンクされているので、迷うこと無く作業ができると思う。

3. AmazonPay管理画面設定

審査完了メール(メール⑦)に開発に必要なキーの確認方法や初期の設定について詳細が書かれているマニュアルが記載されている。

マニュアルやメールの説明文に沿って、まずはAmazonPayの管理画面の設定や確認が必要になる。

基本的に本番環境、テスト環境、ログイン設定の3パターンへの切り替えを行って、都度必要な確認や設定を行う。

4. 開発者向け情報を熟読

AmazonPayの利用準備が整ったら、次はEC CUBEとの連携のための開発に取り掛からなければならない。

そこで、この段階から一番見るようになるのが、開発者向け情報のページだ。

https://pay.amazon.com/jp/developer/documentation

僕はワンタイムペイメントを利用するつもりで、またEC CUBE3はPHPを利用しているので、一番良く見たのは、「ワンタイムペイメント」のページと「イントロダクション」のページ、そして、PHPのSDKページだった。

とにかく、ここを熟読することが大事だ。

なお、PHPのSDKページは英語しかない。しかもサンプルへのリンクが切れている…。

詳しくはまた追って書くが、英語のスキルも多少は必要になってくるといえるだろう。

では、次回また続きをご紹介したいと思う。


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