Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで[ビットコインのマイニングをしてみた#7]

【記事要約】

ハッキングの被害によって、12月6日に被害を受けたNice Hash。サイトも見れず、マイニングも動作しない状況が約2週間。12月21日に復活し、再びマイニングできるようになりました。

1.  Nice Hash がハッキングされ、マイニング不可に

ある日突然、Nice Hashのターミナル画面に赤文字でエラーが続々とで始め、マイニング量が0に。

ネット回線がおかしいのかな?と一通りこちらの環境を見直すも、特におかしいことがなく、Nice Hashのサイトに行くと、セキュリティの被害により、しばらく稼働できません。といった趣旨のテキストのみのページが表示された。

ありゃりゃーと思いながら、調べると、ハッキング被害により、75億円相当のビットコインが盗まれ、システムも被害にあった模様。

こりゃ、会社の人たち大変だなーと、他人事ながら同情。

掘れないものはしょうがないと、しばらくNiceHashのアプリも稼働させず様子を見るも、一向に復活の様子がない。

12月6日に被害にあい、復活は12月21日。

IT企業にとって、2週間の空白はかなりの痛手だと思う。

2週間の間、社員さんたち、ほとんど寝てないんじゃないかな?

ともあれ、20日早くにサイトの内容は、明日復活します!とメッセージに変わった。

よかったよかった。

再度、マイニングを再開するためには、追加手順が必要だったので、そちらについて説明します。

2.  Nice Hash 復活!マイニング再始動

Nice HashのFacebookやTwitterを見ると、新しくシステムを利用するためには、主に次の手順が必要とあった。

①新しいパスワードの設定

②新しい2FA(2段階認証)の設定

③新しいのウォレットのアドレスを生成

④NiceHashMineアプリのウォレットを新しいものに変更

特に迷うこともなく手続きできたので、さほど難しい手順では無いと思う。

パスワードの再設定

(1)NiceHashのサイトで旧アカウントでログイン

https://www.nicehash.com/login

すると、メールを送ったので、新しいパスワードを設定してくださいという趣旨のメッセージが表示される。

(2)メールに記載のURLをクリック

届いたメールのURLリンクをクリックすると、新しいパスワードの設定画面へ移動するので、新しいパスワードを登録。

2FA認証の設定

(1)パスワードの設定後、2FA認証の設定を促される画面に遷移する。メニューの「Setting」からも遷移可能。

2FA Security
Install the Google Authenticator application on your device for iOS or Android. Scan barcode with Google Authenticator, if your device has a camera. If your device has no camera, enter account and key manually.

と説明がある。

「Google Authenticator」というアプリをダウンロードする必要がある。

(2)iPhoneに「Google Authenticator」をダウンロード(というよりはもともとインストール済だった)。

(3)NiceHashの2FA設定画面の虫眼鏡マークをクリック。バーコードが表示される。

(4)「Google Authenticator」の新規追加で「バーコードをスキャン」を選択し、(3)で表示されたバーコードを読み込む。

すると「Google Authenticator」にNiceHash-Loginというタイトルで6桁の数字が表示される。

(5)(3)で表示された6桁の数字を「6digit-code」と表示されているテキストボックスに入力し、[Activate]ボタンを押す。

これで2FAの設定は完了。Loginの他のOrdersとWithdrawalsも同様に設定する。

この設定により、次回ログイン時に「Google Authenticator」のデジットコードを求められるので、その度に表示されている「Google Authenticator」の6桁のコードを入力する。

新しいウォレットアドレスの設定

(1)ちょっと画面キャプチャを撮るのを忘れてしまったのだが、ウォレットの下辺りに新しいウォレットアドレスを生成するといった文言のリンクがあるので、それをクリック。

すると、新しいウォレットアドレスが表示される(表示されない場合は再読込)。

過去のマイニング量の確認はOld balanceをクリックすると確認できる。

The exact date of reimbursement for old balances will be announced by January 31, 2018.

過去残高については、2018年1月31日に発表とある。

あくまで発表なので、これが手元に戻ってくるかは不明。笑

(2)新しいウォレットアドレスをNice Hash MinerのBitcoin Addressに入力し、マイニングスタートする。

僕の場合、ここで復活前と同じターミナル画面にエラーが出た。

だが、最新のバージョンのアプリをダウンロードして、ベンチマークし直し、再度スタートしたところうまくいった。

報酬レートも以前より高くなっている。

 

何はともあれ、無事再マイニングをすることができた。

Nice Hashの人たちは本当に大変だったことと思う。

またしばらく、マイニングを楽しみたいと思う。

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで

いざNiceHash Minerでマイニング開始![ビットコインのマイニングをしてみた#6]

【記事要約】

ビットコインマイニング用アプリNice Hash Minerのインストールとマイニング設定について。

1.  Nice Hash Minerのアカウントを作る

 

Nice Hash Minerのサイトでアカウントを作成します。

https://www.nicehash.com/register

アカウントを作成すると、NishHashMinerのビットコインアドレスが作成されるので、それを2インストールするアプリの設定で使用します。

2.  Nice Hash Minerをインストールする

NiceHash Minerをインストールします。

https://miner.nicehash.com/

上記サイトにアクセスすると、Version2と旧版のインストールファイルダウンロードリンクがあります。

結果から言うと、僕は旧版をインストールして使っています。

Version2はまだβ版の影響か、今回設置したGPU(SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5 グラフィックスボード VD6353 SA-RX560-4GD5001)が認識されませんでした。旧版ならOK。

しかもネット上でVersion2の動作があまりよろしくない雰囲気だったのもあります。

旧版の方のリンクをクリックすると、GITHUBのサイトへ移動します。

https://github.com/nicehash/NiceHashMinerLegacy/releases

バージョンが一番新しいファイルの先頭に「NHML」とついたZIPファイルをダウンロードします。例)NHML-1.8.2.0-Pre2.zip

展開したフォルダの中に「NiceHashMinerLegacy」とハッシュマイナーのアイコンが付いた実行ファイルがあるので、ダブルクリックで起動させます。

起動した画面で下記3点を設定

Sivece location :Japan Tokyo

Bitcoin Address :ハッシュマイナーのサイトにログインした際に表示される下記赤枠内のアドレスを入力

Waker Name:適当な名前を入力

次に画面の「Benchmark」ボタンを押します。

マイニングに使用するGPUにチェック。

Benchmark Typeはスタンダードを選択。

Start mining after benchmarkにチェックを入れておくと、ベンチマーク終了と同時にマイニングが自動で始まります。

最後にStartボタンを押します。

この後かなり時間がかかります。

大分待った後にベンチマークが終了し、Start mining after benchmarkにチェックを入れておくと自動的に背景が黒い画面が立ち上がってマイニングが開始されます。

Start mining after benchmarkにチェックを入れなかった場合は、最初の画面のStartボタンを押すと、マイニングが始まります。

3.  Nice Hash Minerでマイニングを開始する

2で説明したように、NiceHashをインストールして初期設定して、マイニングをスタートすると、リアルタイムの採掘価格やビットコインレートが表示されます(下記赤枠)。

緑枠のCheck my stats online!をクリックするとNice Hashのサイトで自分の採掘状況を見ることも可能。

1日あたりのマイニング量はGPU1台で0.6〜1.0の間を行ったり来たりな感じ。

仮に0.85USD/Dayで、1ドル112円だった場合、1ヶ月で約2,856円。

GPUを8台に増やしたとして、単純計算で1ヶ月22,848円。

GPUを8台にした場合、初期コストは約25万円弱。

電気代も視野にいれると、コストは1年半程度で回収できるだろう。

この先何年も、NiceHashでもマイングが変化なく行えて、さらにビットコインの価値が上昇し続ければ、ぼちぼちの投資にはなる模様。

仮に、マイニング状況が変わったり、ビットコインの価値が下落という状況があれば、痛い目を見る可能性もある。

せっかくPCを持っているなら、マイニング用として動かしておくのもいいが、実質ビットコインを買って利益確定していくほうが、利率が高そうだ。

GPUを増やしてゴリゴリマイニングを続けるべきか悩みどころだが、取り敢えず今回は無事にマイニング環境の構築ができてマイニングが開始できたということで達成感満載。

久しぶりに自作PCを作って楽しかった。

 

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで

ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)[ビットコインのマイニングをしてみた#5]

【記事要約】

ビットコインマイニング用PCの組み立てについて(その3)。

1.  SSDを取り付ける


SanDisk SSD PLUS 120GB [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDA-120G-J26

こちらのSSDのセットの中に、電源コードとSSDとマザーボードを繋ぐコードが入っています。

SSD側に繋いだらこんな感じ。

マザーボードのへの取付は、電源スイッチの近くに差し込み口があります。

4箇所ありますが、どれでもOK。

あとは、電源側にケーブルをさせばOK。

2.  GPUを取り付ける

GPU(グラフィックボード)とライザーカードを繋げて、さらにマザーボードと電源にセットします。


SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5 グラフィックスボード VD6353 SA-RX560-4GD5001


YIKESHU(一本樹)  新型 二重ポート USB3.0 PCI-E Express 1x-16x拡張ライザーアダプターカード ビットコイン採掘 6Pin PCI-Eと15Pin SATA電源ケーブル 60cm延長ケーブル (3pcs)

ライザーカードにGPUを取り付けます。

下の写真の黄色枠同士をあわせます。

ギュッと差し込んだら、上の写真の黄色枠にある白い留め具をギュッと内側に差し込んで固定します。

黄色のコードがついた電源コードは、電源BOX(Corsair HX1000i 80PLUS PLATINUM 1000W PC 電源ユニット PS544 CP-9020074-JP)のセットの中に口が合うコードがあるので、そのコードを使って電源BOXと繋げます。

USB側のコードは先端に小さなチップがついているので、マザーボードのライザーカード取付口に差し込みます。

(取り敢えず一番端に差し込んでみました。)

GPUの設置はこれでOK。

3.  付属部品を取り付ける

LANケーブル、キーボード、マウスを取り付けます。

マザーボードに取り付ける位置があるのでそれぞれ差し込みましょう。

これで組み立ては完了です!

僕はOSをインストールする前に、この状態でBOIS画面が立ち上がるか一度起動して問題ないことを確かめました。

4.  OSをインストールする

僕はMicrosoftのサイトからWindow10のインストール用ファイルを購入、ダウンロードして、USBに保存し、インストールメディアを作って、新しいパソコンにインストールしました。

Macユーザなので、わざわざ買う必要があったのだけど、すでに持っている人はラッキですね。

シャットダウンした状態で、インストールメディアのUSBをマザーボードのUSBポートに差し込み、起動すると、Windowsのインストール画面が立ち上がります。

詳しい手順は、こちら↓のサイトに掲載されています。

https://sway.com/nci7OQoBfgr2EuBW

 

無事にWindowsOSもインストールできた時は、とっても達成感を感じることができ、楽しかったです。

無事、ビットコインマイング用のPCができました。

次は、いよいよNice Hashの準備です。

 

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで

ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)[ビットコインのマイニングをしてみた#4]

【記事要約】

ビットコインマイニング用PCの組み立てについて(その1)。

1.  メモリを取り付ける


CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-17000(DDR4-2133) 8GB×1枚 288pin DIMM (無期限保証)(Panramシリーズ) D4U2133PS-8G

この写真の赤枠の中にあるメモリソケットにメモリをセットします。

2箇所ありますが、どちらでもOK.

外側に爪があるので、それを開けた状態で、メモリをグッと差し込むと、自動的にカチッとはまります。

結構力がいりますが、マザーボードはデリケートなのでじわっと力を入れる感じで。

2.  電源スイッチを取り付ける


クラムワークス PCマザーボード用 スイッチ & LED 【ケーブル長 65cm】 KGL065X25 紙箱入り

パソコンの電源をいれるための電源スイッチを取り付けます。

実際のところ、マザーボードの自体に電源スイッチがあるので、これは取り付けなくても動かすことは可能。

ただ、マザーボードのには、LEDライトがついてないので、HDDアクセスなどの確認が取りにくいです。

なので、動作状況を一目で確認したい場合は付けたほうが良いと思われます。

マザーボードについている電源ボタンは赤枠の2つのポチ。

左がリセットボタンで、右が電源ボタン。

電源スイッチを取り付ける位置は上記写真の黄色枠にあります。

取り付ける位置とコードは取扱書にも書いてありますが、以下の写真のような刺し方です。

赤&白を外側の左に。

紫&白を赤&白と1ピンあけて外側の右に。

緑&白を内側左に。

黄色&白を内側右に刺してOKです。

3.  電源を取り付ける


Corsair HX1000i 80PLUS PLATINUM 1000W PC 電源ユニット PS544 CP-9020074-JP

電源セットの中には、電源本体の大きなBOXと各種コードが入っています。

通電しての作業はマシントラブルの原因になるので、電源BOX自体のコンセントは一番最後にさして、コンセントに繋ぎます。

マザーボードにさす電源コードは3種類(多い!)。

電源セットの中に、各電源に合うコードがあるので探し出して取り付けます。

①水色枠:CPUファン用電源

②黄色枠:補助電源

→これは一本に複数箇所取り付け口があるコードがあるのでその1本で連結させてOKでした。

③赤枠:メイン電源

マザーボード側にコードをさしたら、電源の方にもさしていきます。

取り敢えず①と②にコードをさした状態の写真。

③にさしたらこんな感じ。

電源BOX側はこんな感じ。

3箇所にしっかり取り付けてあることを確認して、最後に電源BOX本体とコンセントを繋ぐコードをさします。

電源BOX自体の電源コードはスイッチの横にあります。

電源BOX自体の電源スイッチ(ややこしい…)は初期の状態では「○」に入っていると思いますが、これは電源が入っていない状態です。

この状態でコンセントを繋ぎましょう。

電源BOXの電源スイッチはまだOFFのままにしておいてください。

4.  一旦動作検証する

ここまでの取り付けで一旦PCとしては動くのに基本的なパーツの取付ができました。

この後、SDDとGPUの取り付けも必要ですが、一旦ここで動作確認しておくと、ダメな部分を探す作業が最小限で済みます。

全部組み立ててから、動作しなかった場合に「どこがいけないんだ!」と再び探すのは結構面倒。

そのため、モニターをマザーボードに接続します。

(モニター端子はDVI-D(24ピン)です。)

写真では、その他のLANやキーボードのコードもささっていますが、とりあえずモニターだけつないでくださいね。

これで検証準備OK。

マザーボードに他の金属が接触していないことを確認して、電源BOXのスイッチを入(「|」マーク)に入れます。

さらに電源スイッチ(黄色のコード)で電源を入れます。

 

(この瞬間が一番ドキドキします)

無事にBIOS画面が立ち上がれば、成功!

再び電源スイッチをポチッと押して、電源を落とし、電源BOXの電源もOFFにします(←忘れないで!!)

BIOS画面が表示された時の安堵感は半端ないですね。

では、次回また続きをご紹介します。

 

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで

ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)[ビットコインのマイニングをしてみた#3]

【記事要約】

ビットコインマイニング用PCの組み立てについて(その1)。

1.  静電気対策をする

「PCパーツ、特にマザーボードを触る時には、静電気への注意が必要。」

これに関しては、問題ない、問題ありで意見が2つに別れる議題だが、

僕は大学の頃に「静電気に気をつけろ!」と刷り込まれたため、今でもおまじないとしてPCパーツを触る時は、静電気を避けて作業をするようにしている。

万全の準備としては腕にアースをつけるといったやり方もあるが、僕はアースももっていないし、そこまで厳重にしなくてもいいか…。とも思っているので取り敢えず以下の2点を気をつけている。

①静電気の起きにくい服装

冬場は特に静電気が起きやすいので、アクリルのセーターなどは一旦脱いで作業をする。

②ゴム手袋をする

ゴムは電気を通さないので、薄手の手にピッタリくるゴム手袋をして作業をする。

何かしら、不都合が合った時に、もしかしたら静電気かも…。と後から公開するのが嫌なので、静電気対策はなるべくするようにしている。

2.  マザーボードにスペーサーを取り付ける

今回使うのはこちらのマザーボード。


ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+

マザーボードは様々な金属の回線がむき出しになっていて、他の金属が触れた状態で電気が通るとショートするため、接地面から浮かせておく必要がある。

そのためにマザーボード用のスペーサーを取り付ける。


tmsDirect 基板用 樹脂スペーサー 8mm 取付穴4mm PCB ワンタッチ取り付け マザーボードにも【10個セット】

マザーボードのスペーサー用(写真の赤色のマル)の穴にとんがっている方を下から刺すとカチッとはまります。

CPUソケットの周りの4つの穴(写真の黄色のマル)は、CPU冷却ファンのための取り付け穴なので、ここは避けて、他の穴にポチポチと刺していきます。

こんな感じに刺します。

3.  マザーボードにCPUを取り付ける

PCの組み立ては何からはじめなければならないといった決まりはないけれども、取り敢えず頭脳であるCPUをマザーボードに取り付けることから開始。


Intel CPU Celeron G3900 2.8GHz 2Mキャッシュ 2コア/2スレッド LGA1151 BX80662G3900 【BOX】

こちらが箱の中身。

CPUチップと冷却ファンが入ってます。

マザーボードのPCソケットの留め金を外して開けます。

留め金は結構固く止まっているけれどもマザーボードはデリケートなので、慎重に外します。

ソケットにCPUの爪を合わせてセットします。

(写真のCPUについているベトベトは冷却用ゲルなので気にしないで。)

この時、とっても注意が必要なのはそーっと丁寧に置くということ。

CPUソケットの中にある大量の針のような突起はとても折れやすく、これが曲がったりすると、うまく起動しなかったりします。

実際僕はこれで失敗して買ったばかりのマザーボードを一台ダメにしました。

再び、カバーを丁寧に降ろして(バタンと倒れがち)留め金を止めます。

CPUソケットに予め付いている黒いカバーはいらないので外します。

次に、CPUソケットの周りの4つの穴に合わせてCPUファンを取り付けます。

買ったばかりの冷却ファンの裏側には冷却用ゲルがついているので、うっかり触ると汚れるので気をつけて。

ファンの周りの4つの足を穴に合わせて差し込み、ネジをくるっと90度回転させると固定されます。

最後に、ファンから伸びているコードをCPUファン用の電源(写真赤丸の位置)に差し込みます。

これでOK!

次回は続きをご紹介します。

 

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで

ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの[ビットコインのマイニングをしてみた#2]

【記事要約】

ビットコインマイニングのためにはマイニングにあったシステム環境が必要。PCを作るのに必要なパーツを買い集めて組み立てる必要がある。自作PCを作った事がある人なら、簡単な作業で、楽しい作業でもある。

 

ビットコインマイニングのために、複数のパーツを買ったが、メモリーカードが合わなかったりなど、いくつか障害が。

最終的にうまくいったパーツをご紹介。

パーツはOS以外すべてAmazonで買いました。

1.  マザーボード


ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+

PCの基盤となる部品。

このボードにかくパーツを繋げていきます。

今回ビットコインマイニングが目的のため、マイニングに使用する3のGPUを複数台繋げます。

そのGPUを複数台取り付けられるのがこのマザーボードでした。

2.  CPU


Intel CPU Celeron G3900 2.8GHz 2Mキャッシュ 2コア/2スレッド LGA1151 BX80662G3900 【BOX】

CPUはパソコンの頭脳。

今回、ビットコインのマイニングは3のGPUをメインに使って行うので、CPUの性能はさほどお利口で無くてもよいため、安価なこちらを購入。

3.  GPU


SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5 グラフィックスボード VD6353 SA-RX560-4GD5001

グラフィックボードは元々はインターネットの対戦型ゲームなどでモニター上の映像がスムーズに動くようにするためのパーツですが、ビットコインマイニングのために動いてもらうことができるようで、マイニングしている人の多くはこのGPUを1台のマザーボードにたくさん繋げてマイニングしています。

今回はとりあえず一台の購入。

4.  スイッチ


クラムワークス PCマザーボード用 スイッチ & LED 【ケーブル長 65cm】 KGL065X25 紙箱入り

パソコンの電源をいれるためのスイッチ。

リセットできるボタンも付いています。

5.  SSD(ハードディスク)


SanDisk SSD PLUS 120GB [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDA-120G-J26

SSDはいわゆるハードディスクですね。

一昔前にパソコンを改造したり自作したことがある人なら知っていると思いますが、初期のパソコンのハードディスクはポッキーの箱のような結構な大きさでしたが、昨今はこの小さなSSDというものに大容量のデータを格納できるようです。

技術の進歩はすごいですね。

6. メモリ

CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC3L-12800(DDR3L-1600) 4GBx2枚 1.35V/1.5V両対応 無期限保証(Crucial by Micron) W3U1600CM-4G

↑今回の構成で上記のメモリも紹介されていましたが、購入したところ、マザーボードに合わなかったので下記メモリを買い直して設置しました。


CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-17000(DDR4-2133) 8GB×1枚 288pin DIMM (無期限保証)(Panramシリーズ) D4U2133PS-8G

メモリはPCの一時記憶という立ち位置のパーツ。

処理を早く行うための取り敢えずの記憶装置という感じです。

でも、この容量が重要なので8GBを購入。

7.  電源


Corsair HX1000i 80PLUS PLATINUM 1000W PC 電源ユニット PS544 CP-9020074-JP

電源は高いので迷いましたが、ビットコインマイニングにはこの電源が重要とのことなので、思い切ってこのCorsair HX1000i 80PLUS PLATINUM 1000Wを購入。

8.  ライザーアダプターカード


YIKESHU(一本樹)  新型 二重ポート USB3.0 PCI-E Express 1x-16x拡張ライザーアダプターカード ビットコイン採掘 6Pin PCI-Eと15Pin SATA電源ケーブル 60cm延長ケーブル (3pcs)

3のGBUは1のマザーボードに1台直接取り付けることもできますが、ビットコインマイニングでは、複数台をマザーボードに取り付けるため、このライザーアダプターカードを使って、複数台取り付けます。

9.  マザーボード用スペーサー


tmsDirect 基板用 樹脂スペーサー 8mm 取付穴4mm PCB ワンタッチ取り付け マザーボードにも【10個セット】

マザーボードのショートを防ぐためのスペーサー。

マザーボードを接地面から浮かせます。

10.  OS(Window10)

Window10のインストールメディアを持っている人は買わなくてもいいですが、僕は持っていなかったので、Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル)を正規サイトで購入。(高いわー。)

これをダウンロードして、USBに入れ、Windows10をインストールしました。

11.  その他必要なもの

1から10までの必要なものの他に、当然ですが、下記のものが必要です。

①モニター(ASRock Intel H110 チップセット搭載 ATX マザーボード H110 PRO BTC+の場合、DVI-D(24ピン) 端子

②インターネット環境(LANケーブル)

③マウス

④キーボード

僕はこれらをすでに持っていたので、新しく買うことはせずにあったもので間に合わせました。

 

最終的に上記でご紹介したパーツを組み立て、無事自作ビットコインマイニング用PCを作ることができました。

10点すべての初期投資が112,287円に…。

この投資を無事回収できるかどうか。

パーツが到着次第、組み立てじっくり検証してみようと思います。

 

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで

ビットコインのマイニングについて調べる[ビットコインのマイニングをしてみた#1]

2017年に入って高騰しているビットコイン。

これまでは、暴落したり、はたまた人気が再燃したりと不安定だったが、海外では行政が支払いツールとして承認するなどの動きがあり、ビットコインの今後の実用性がかなり高まってきたので、そろそろ手を出してみることにした。

現金でビットコインを買って投資するという手もあるが、ビットコインはまだ先が見えない部分もあり、リスクはなるべく取りたくない。

そこで、ビットコインのマイニングをしてみることにした。

知らない人も多いが、ビットコインはお金で買わなくても「マイニング」と言われる手法により得ることができる。

マイニングは、簡単に言うとコンピューターのリソースをビットコイン演算のために貸出し、その見返りとしてビットコインを得るというものだが、海外では、巨大な工場を立ててビットコインのマイニングをする人々もいたりと、現在ではビットコイン自身のマイニングは個人ひとりが行うものとしては、かなりハードルが高くなってしまっているようだ。

しかし、何かいい方法はないものかと少し調べを進めてみると、ビットコイン以外の仮想通貨「アルトコイン」のマイニングをし、それをビットコインと交換することによって、ビットコインを得ることができることが分かった。

また、難しい操作をしなくても「Nice Hash Miner」というアプリを使うことによって、コンピューターを立ち上げておくだけで、マイングが行える。

(他にも「MinerGate」というアプリも有名。)

課題としては、パフォーマンスの良いCPUやGPUが必要になる。

まずはものは試しだ。

Windows Vistaの32ビットがインストールされたDELLの古いワークステーションが一台あったので、Nice Hash Minerをインストールしてみることに。

この古いワークステーションのスペックは以下のとおり。

CPU:Intel Core2 Quad Q9550

グラフィックボード:NVIDIA Quadro NVS 290

メモリ:4G

OS:Windows Vista32ビット

Nice Hash Minerをダウンロードしてインストールをしてみる。

しかし、OSの環境が合わなかった。

そこで、Window10 proの64ビット版(¥27,864)にOSを変更。

再度、Nice Hash Minerをインストールをしてみる。

するとインストールはできたが、PCのスペックが古すぎるらしく、CPUもグラフィックボードも検出されず、残念ながら進めることができなかった。

そこで、すしぱくさんのサイトを参考にさせてもらい、ビットコインマイニング用に新たにPCを構築することに。

結果から言うと、新しくパーツを組んでビットコインマイニング用に構築するのが一番手っ取り早かったです。

では、次回は実際に買ったパーツをご紹介。

 

 

[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる

[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの

[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)

[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)

[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)

[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!

[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで