酒さ肌の皮脂コントロール[酒さ改善までのステップ(追記)]

【記事要約】

酒さ肌には感想もNGだが、どうも皮脂も影響度が高い。それに気がついてから実行したケアとその結果について。

1.  酒さ肌は睡眠中に悪化する?寝起きの症状が悪い?

酒さ肌と付き合って約1年。

自分の肌を観察することによって気がついたのは、寝起きに症状が悪化しているということ。

夜、洗顔をした後に、朝よりは少し症状が落ち着いたかな?と思っていても、再び睡眠を取り、朝起きると症状が悪化していることが多い。

赤みが増し、プツプツが増え、酷い時は、小さなプツプツの先端に小さな膿が出ていることも。

そこで立てた仮説が「酸化した皮脂が酒さ肌に悪影響をもたらす」ということ。

調べてみると、睡眠中は皮脂の分泌が増えるらしい。

 

2.  皮脂コントロールをする

「酸化した皮脂が酒さ肌に悪影響をもたらす」

という仮説が本当なら、皮脂をコントロールすることによって、酒さ肌の症状は改善するはず。

そこで、僕が実際にやってみたのは、約6時間ごとに皮脂を取り除く。ということだ。

皮脂は5〜6時間ほどで酸化するらしい。

そこで、この時間が経過する前に皮脂を取り除くという作戦。

朝は洗顔で余分な皮脂が取り除かれるので、まずは昼食後に油取り紙(正確には油取りフィルム)で余分な皮脂を取り除いた。

酒さ肌の洗顔についてはこちら↓

酒さの洗顔・クレンジング方法[酒さ改善までのステップ#3]

見た目、それほど皮脂が出てないように見えても、実際油取りフィルムも当てると結構皮脂が取れた。

ここで大事なのは、皮脂を取った状態のままにしないということ。

やっかいな皮脂でも肌にとっては保湿効果がある。

その皮脂を取ったままにしておくと、肌が乾燥し、酒さ肌の大敵な状態を作り出してしまう。

そこで、皮脂を取り除いた後は、必ず化粧水などで保湿をたっぷりし、再びパウダーをはたく。

これが大事。

その後は、再び約6時間後の夕方に同じように皮脂のケアをする。

夜のおつきあいなど用事がある場合にいい。

何もない場合は帰宅して洗顔していた。

そして、さらにポイントは、夜寝る直前に再びこの皮脂ケアをするということ。

顔を洗ってから、夜寝るまでに数時間あいていることも珍しくない。

そうなると、例えば夜8時に洗顔して12時に寝るとなると、すでに4時間が経過していて、そこから7時間寝たとすると、寝ている間は殆ど酸化した皮脂に顔が覆われていることになる。

僕にとってこの対策はとても効果があった。

酒さ肌の症状が大分軽減し、「肌がきれいになった」と久しぶりに会った人に言われたのだ。

大切なのは、皮脂のケア後の保湿!これだけは十分に気をつけて欲しい。

 


酒さ肌の皮脂コントロール[酒さ改善までのステップ(追記)]酒さ肌の皮脂コントロール
[酒さ改善までのステップ(追記)]

酒さ体質(瘀血)改善のための食生活[酒さ改善までのステップ#8]

【記事要約】

酒さ改善のためには、外側からのケア以外に内側からのケアが重要。食べるものから飲み物まで、それまでの食生活を見直し、腸内環境を改善することは、カラダ全体にとっても大切。

1.  酒さ改善のための水分補給

東洋医学で、酒さの原因とも言われている『瘀血』という体質。

瘀血は、血液が、汚れたり、粘度が高まって流れにくくなる。つまりは「血液ドロドロ」の状態。

瘀血は、伝統中国医学で、鬱血や血行障害など、血の流れの滞り、またはそれによって起きる様々な症状や疾病を指す言葉だそうです。

この瘀血と酒さは関連性が深いと言われている。

そのため、血液ドロドロの状態を改善するために、効果的なたっぷりの水分補給を心がけてきた。

実際、意識して水分をこまめに、十分(1日2リットルほど)を摂取している時は、酒さの状態が落ち着いていたり、改善したりした。

だが、前日、かなり大量にアルコールを飲んで、恐らく脱水症状のときなどは、毒素がカラダに溜まっているのか、症状が悪化することも。

そのため、体内の毒素を排出して薄め、血液ドロドロをサラサラにするためにも、水分補給はとても効果的。

しかも、誰でも簡単にできる。

意識して、水分をたくさん取ることが大切。

2.  酒さ改善のための食事

先程ご紹介した瘀血体質のカラダには、カラダを温める食品がいい。

そこで、カラダを温めるには、冬が旬の野菜や、土の中にできる野菜がよい。ということで、かぼちゃやさつまいも等の根菜、そして玄米を中心にした食生活を送るようにした。

また、血液サラサラ効果の高い納豆と玉ねぎも積極的に食べた。

しかし、正直食べることが好きな僕は、あまり食事に神経質になりすぎるとストレスが溜まることを自覚しているので、これらの食品を意識しつつも、食べたいものは我慢せず、いただくことにしていた。

あと、一切辞めたのは、コンビニ飯。

以前は、食事を作るのが面倒くさくてよく利用していたが、どんな添加物が入っているか、全くわからないので、最近は絶対に買わないようにしている。

食品添加物がカラダの中に入り、予期せぬ影響を与えている可能性が高いからだ。

その他、カフェイン、糖質、アルコールも酒さには良くないと言われているが、コーヒーもお酒も大好きな僕は、我慢してストレスを貯めるよりは、ほどほどにを心がけて嗜むようにしている。

3.  酒さ対策のために腸内環境を整える

顔が赤い日が続いている時は、たいてい少し便秘がちなことが多い。

そのため、自然素材で腸に優しい便秘薬を飲んですっきりした翌日は、明らかに肌の調子が改善している。

そのため、僕は腸内環境を整えることにも気を使った。

#6の記事で、病院に行くと酒さ治療のために抗生物質を処方されることがある。

しかし、この抗生物質は腸内の善玉菌まで殺してしまうため、腸内環境が悪化してしまう。

それ以前に僕は、抗生物質が合わなく、症状が逆に悪化したので、一切抗生物質を辞めた(人によります)。

リーキガットという言葉も、最近徐々に知られるようになったが、これも酒さに関係しているのではないかと思う。

リーキガットは、腸の粘膜に穴があいてしまい、本来排除されるはずの有害物質(毒素)が体内に取り込まれてしまう状態のこと。

瘀血、毒素というキーワードから考えても、リーキガットにより、体内に毒素が取り込まれ、血液の滞りにより、それらが上手に排泄されず、酒さという不定愁訴を起こしている可能性は高い。

乳製品や発酵食品をとるということも大切だが、僕が一番気を使ったのは『腹八分目』に食べるということだ。

あとは、寝る前に食べないということ。

それまでは、満腹にお腹がいっぱいになるまでご飯を食べて、寝る直前までお酒とおつまみをつまんでいるような生活習慣だった。

しかし、腸は四六時中働いている。

こんな生活では、疲れて腸内環境が悪化するのも当たり前だった。

自分の腸内環境の状態がどのような状態か一番分かりやすいのは、便の色だ(お食事中の人すみません)。

「バナナうんち」と言われる状態が一番いい状態らしい。

色が黄色から黄褐色で、するりと出るタイプの便だ。

腸内環境が悪かっただろうなと思う頃、便は固く、色も黒っぽかったり、緑っぽかったりした。

しかし、食生活に気をつけ始めてからは、明らかに便の状態が変わった。

もちろん、カラダも肌の調子もいい。

ちなみに、かかりつけの胃腸専門医に聞いた話では、センナ茶やどくだみ茶など、便秘解消のためのお茶は胃腸を痛めるので、常飲するのは辞めたほうがよいとのこと。

あくまで自然なお通じが大切です。

酒さにお悩みの方は、この腸内環境にも是非気を配ってはいかがでしょうか。

 

※ここで紹介している内容は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。


酒さ体質(瘀血)改善のための食生活[酒さ改善までのステップ#8]酒さ体質(瘀血)改善のための食生活
[酒さ改善までのステップ#8]

酒さ対策に使った洗濯洗剤・シャンプー・トリートメント・入浴剤[酒さ改善までのステップ#7]

【記事要約】

直接に肌につけるスキンケア商品以外にも酒さの肌を悪化させないために、こだわった商品についてご紹介。

1.  酒さ対策に使った洗濯洗剤

#3のお話しでもご紹介したように、僕は酒さの肌のために界面活性剤を極力さけている。

酒さの洗顔・クレンジング方法[酒さ改善までのステップ#3]

この界面活性剤は、洗濯洗剤にも当然含まれていて、すすぎをしたとしても、残留する界面活性剤がタオルには残っているらしい。

せっかく界面活性剤を気にして洗顔しても、タオルに残っていたら、意味がない。

そこで、洗濯洗剤も界面活性剤が含まれないものに変えた。

バジャン 1.2kg【こちらから購入できます>>】

この洗濯洗剤は、界面活性剤はゼロなのに、汚れ落ちは合成洗剤以上という。

さらに「漂白剤」「蛍光漂白剤」「柔軟剤」「香料」「りん酸塩」も無添加。

主成分である重曹は洗浄作用の他に、イヤなにおいを吸い取る消臭作用も持っていあるとのこと。

柔軟剤を使わなくても、ふんわり仕上がると書いてあったので、近頃はバジャンのみで洗濯。

実際使ってみての感想としては、本当に臭い残りもないし、バリバリに固い仕上がりでもなく、ごく普通なので全く問題ない。

また、洗浄液の中でメダカが泳げるほど安全だから、環境にもいいらしい。

一般的な洗濯洗剤にくらべてお値段は高いが、肌にも地球環境にも優しいのが魅力。

2.  酒さ対策に使ったシャンプー

シャンプーにも当然、界面活性剤が入っている。

髪の毛に使うもの。とは言っても、洗っている最中やすすぎの時にシャンプーの液剤は顔につく機会が多い。

そこで、シャンプーは、#3のお話しで紹介した、アンチトピー 全身用ソープ泡を使っている。

アンチトピー 全身用ソープ泡【こちらから購入できます>>】

成分表を見ると、植物性の界面活性剤は入っているが、とても低刺激。

泡で出てくるので、とても優しい使い心地。

気に入っているのは、なんといっても素早い泡切れ。

髪を十分に予洗いして、汚れていると泡がすぐ消えていくのが分かる。

洗い上がりは少しきしむが、トリートメントすれば全く問題ない。

3.  酒さ対策に使ったトリートメント

トリートメントもシャンプーと同じく、すすぎの時など、顔につく場合がある。

そこで、牛乳石鹸のこちらの無添加トリートメントを使っている。

カウブランド 無添加トリートメント さらさら 180g【こちらから購入できます>>】

こちらのトリートメントは、低刺激性のトリートメントで、着色料、香料、さらにパラベンなどの防腐剤や品質安定剤などが使われていない。

また、何と言っても安い!!

トリートメントはこだわると1本1,000円以上にもなって、普段使いとしては高いものがたくさんある。

しかし、こちらのトリートメントは、割りとお手頃。

つけてすぐ流しても十分効果を感じます。

4. 酒さ対策に使った入浴剤

酒さの肌には刺激になるので、塩素もなるべく避けたほうがよい。という話もあるので、湯船の水の塩素を抜くために何かいいものはないかと探していた時に見つけた入浴剤ビタセラ・ワン

ビタセラ・ワン 浴槽用脱塩素剤【こちらから購入できます>>】

なんと、ビタミンCは水中の塩素を除去してくれるのだとか。

これを見つけてからは、お風呂のお湯を張る時に、1粒ポンと入れている。

成分はすべて食品添加物として許可されたものが使用されているので人体に全く無害で安心。

お湯がまろやかになって、カラダが温まる効果もあるそう。

一袋には200 gと結構たっぷり入っていて、毎日湯船に浸かったとしても、一ヶ月以上は持ちます。

 

ここまでこだわると、やはり肌への刺激が少なくできるのか、徹底するようになってから、割りと肌の調子がいいので、是非ご参考までに。

 

※ここで紹介している内容は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。

酒さ対策に使った洗濯洗剤・シャンプー・トリートメント・入浴剤[酒さ改善までのステップ#7]酒さ対策に使った洗濯洗剤・シャンプー・トリートメント・入浴剤
[酒さ改善までのステップ#7]

酒さのためのサプリメントと漢方[酒さ改善までのステップ#6]

【記事要約】

酒さの肌を改善させるサポートとして、毎日摂取しているサプリメントと病院で処方された漢方薬をご紹介。

1.  酒さと病院

酒さを言う病気はまだあまりメジャーではないので、顔の肌の調子が悪いと思って、病院に行き、この聞きなれない病名を聞く人がほとんどだと思う。

病院へ行くと、抗生物質やプロトピックという塗り薬を処方されることがある。

実際、僕も処方された。

しかし、僕の場合は、最終的にプロトピックと抗生物質はダメだった(※人によります)。

プロトピックの長期使用が酒さの更なる原因になる場合もあるという記事も見かける上、合わない薬を飲むと、余計に酒さの症状が悪化して、酷い時は顔がパンパンに腫れて、目を開けるのも大変だったことも(顔面崩壊するかと思うほど。)。

しかも抗生物質の薬を飲むと、便秘に…。聞くと腸内の善玉菌も殺す作用があるとのこと。善玉菌の死滅によって、腸内環境が悪くなって、毒素が溜まって、さらに酒さにも悪影響という悪循環。

僕の考察としては、酒さは腸内環境や毒素も大きく影響が出ると考えている。

なぜなら、便秘薬を飲んで、すっきりした後、顔の赤みが急激に引くことがあるからだ。

皮膚科医でも、酒さに詳しい医者と詳しくない医者がいる模様。酒さで病院にかかる時は、酒さに詳しい専門医にかかることが非常に大切です。

2.  酒さのためのビタミン

ストレスで酒さが発祥している場合は、恐らく食べているつもりでも、カラダの栄養バランスが偏っている。

僕が通っていた病院からは、ビタミンBが2種類処方されたが、自分の体調を省みて、効果的と感じたのは、別の疾患で通っていた病院から処方されたビタミンCとビタミンEだった。

ビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジングにもなる。

ビタミンCとビタミンEを毎日摂り始めてから、徐々にカラダの調子が良くなっていった。

それと同時に、酒さが過去最悪の状態までぶり返すこともなくなったのだ。

それでビタミンに興味を持つようになり、いろいろ調べてビタミンDも皮膚にとっては、大切なことが判明。

しかし、ビタミンDは食事で取るのもなかなかたいそうなビタミン。

そこで、何かいい方法はないかと調べたところ、ビタミンDは日光に当たるだけで、自然とカラダに蓄積されるとのこと!

それからというもの、ベランダで日光浴をしたり、散歩に出たりと、1日のうちに少しの時間だけでも外に出るようにした。

陽に当たるのは手のひら15分でも十分効果があるそう。

カラダへのバランスの良いビタミン補給も意識してみると、酒さだけでなく、生活習慣病の予防にもなる。

なお、各ビタミンは摂取のしすぎによる副作用もあるので、僕は医者にこれらのビタミン剤を処方してもらい、薬局で処方箋が必要な製剤をもらうようにした。

巷には色んなビタミン剤が売っているけれども、摂取のしすぎは悪影響になることもあるので、くれぐれも注意して欲しい。

3.  酒さと自己免疫疾患

自己免疫疾患とは、本来異物を攻撃するはずの免疫が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまう疾患。

この自己免疫疾患の原因の多くもストレスと言われる…。

そして、この自己免疫疾患も酒さと関連するという研究もある。

僕は別の疾患で病院で検査を受け、自己免疫抗体が正常値よりも高かった。

そのため、この自己免疫抗体の数値を下げるために、漢方薬を処方され長期服用している。

また、一時的にこの免疫抗体機能を下げるために、ステロイドを一週間投与された時には、嘘のように酒さの症状が無くなった。

自己免疫抗体は実感としてどうも酒さと大きく影響していそうだった。

しかし、残念ながら自己免疫疾患も明らかな原因と治療方法は人によって様々で完治方法も不明な病気。

漢方や生活習慣で体質改善していくしかないとのこと。

4. 酒さで処方された漢方薬

酒さに詳しい医師にかかった時に、まず処方されたのが漢方だった。

最初に「加味逍遙散」を処方されて、様子を見て、その後「白虎加人参湯」が処方された。

先程の自己免疫疾患の漢方を飲んでいるので、今現在は皮膚科医から処方された漢方は現在は飲んでいないが、漢方薬によって、体質改善するのは酒さにとっても非常にいいと思う。

漢方は即効性はなく、ジワジワと効いてくる薬だが、実際僕は2ヶ月ほど飲み続けて、自己抗体数値が半分以下に下がった。

酒さのために処方された漢方ではないが、体質改善によって、肌の状態が酷くなる頻度も度合いもグッと減った。

僕はまだ処方してもらったことはないが、「十味敗毒湯」という漢方が効果的という記事も見た。今度、症状が酷くなることがあったら医師に相談して処方してもらおうかと考えている。

 

今回紹介した、ビタミンも漢方もうまく使えば、酒さ改善の味方になってくれるが素人の自己判断では毒にもなる。絶対に専門医に相談してください。

 

欧米では、進んでいる酒さの治療法も日本では遅れているのが現状。そのため、欧米で認可されている治療薬が残念ながら日本では認可されていなかったりする。

保険適用外でも利用したい場合などは、医師に相談してみるのもよいかも。

 

※ここで紹介している内容は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。


酒さのためのサプリメントと漢方[酒さ改善までのステップ#6]酒さのためのサプリメントと漢方
[酒さ改善までのステップ#6]

酒さのスキンケアプラス(日中の紫外線対策と保護)[酒さ改善までのステップ#5]

【記事要約】

酒さの肌のための日中対策。優しいスキンケアをした後は紫外線と刺激や乾燥からの保護も大切。

1.  酒さのための日焼け止め

スキンケアに、オイルカットのものを選んだので、もちろん日焼け止めもオイルカットの日焼け止めをチョイス。

さらに、肌への負担が大きいとされる紫外線吸着剤とアルコールフリーのものを探した。

さらにさらに、ベッタリと付く日焼け止めは、なかなか落とすことができない。

がっつり汚れが落ちるクレンジングで洗う必要がある日焼け止めはかなり肌への負担が大きいと言える。

そこで、洗顔料で洗える日焼け止めがないものかと探しに探した。

条件をまとめると、

・オイルカット

・アルコールカット

・紫外線吸着剤カット

・洗顔料で落ちる

この4点。

けれども、これらの条件を満たす日焼け止めはなかなかない。

そこで、見つけたのがやはりオイルカット商品の殿堂とも言えるORBIS(オルビス)の薬用クリアデイケアベース


オルビス(ORBIS) 薬用クリアデイケアベース 30g SPF28/PA+++ ◎ニキビ用メイク下地◎ [医薬部外品]【こちらから購入できます>>】

こちらの日焼け止め…、と言うよりも、メイク用下地だが、これは先程の4つの条件をすべて満たしているのである。

SPFは28と控え目だけれども、SPFの値が高い日焼け止めは肌への負担も大きいから、日常使いとしてはこのくらいがちょうどいいと思う。

しかも、うっすらと色づくので、酒さの赤い顔色をトーンダウンしてくれるのもGOODだ。

これを見つけてからは、ずっとこの1本を毎日の日中に使っている。

肌の状態が悪い時に、色々するのは良くないと考え、一時期化粧水すらつけなかったこともあったが、逆効果だった。

化粧水、保湿液でスキンケアした後、日中は日焼け止めで肌を保護してあげた方が、よっぽどよかった。

2.  酒さの肌への日焼け止めのつけかた

保湿ジェルを付ける時と同じく、日焼け止めも肌に顔に乗せてから伸ばすのは、摩擦が生じて肌への負担になるので絶対にやめて欲しい。

僕は薬用クリアデイケアベースを500円玉の円1周半ほど出して(細く出てくるので)、それを手のひらに伸ばしてから、手のひらを顔にそーっと当ててつけるようにしている。

無色透明の美容液だと分かりにくいが、薬用クリアデイケアベースは色がつくので、指の間など、着いていない箇所がわかりやすい。手の位置を少しずつ変えながら、そっとそっと付けると、顔全体にまんべんなく付けることができるのが分かると思う。

コツは、化粧水と美容液をつけたすぐ後、まだ肌がしっとり潤っている間に日焼け止めを続けて付けると、均一にまんべんなく仕上がる。

3.  酒さのためのパウダーによる保護

肌を保護した方がいいなら、パウダーを使った方がいいんじゃないか。

そう考え、ある日ベビーパウダーをはたいてみた。

しかし、これはダメだった。肌の水分が物凄い吸い取られるのだ。

例えて言うなら、口の中の水分をすべて持っていくクッキーのような感じ。

そこで、色々調べて、実際に使ってよかったのが、ETVOS(エトヴォス)のナイトミネラルファンデーションとマットスムースミネラルファンデーション

【ETVOS(エトヴォス)】【美肌2点セット】ナイトミネラルファンデーション(5g)&マットスムースミネラルファンデーション(4g) SPF30PA++ (35_明るめの標準的な肌色)【こちらから購入できます>>】

予想通り、パウダーを付ける方が肌への保護になって、刺激も感じないし、保湿もできているようでよかった。

ETVOS(エトヴォス)のミネラルファンデは、敏感肌に嬉しい低刺激で優しい商品。

ツヤタイプもあるが、酒さで荒れている肌にツヤタイプは、逆にボコボコが目立ったりと凄いことになったので、このマットタイプがオススメ。

毛穴も隠れるし、ボコボコもわかりにくくなる。

しかも、防腐剤・タルク・香料・ワックス・合成着色料などを含んでないので、安心。実際つけたまま眠れるほど肌にやさしい成分だけで作られたともうたわれている。

保湿効果とSPF30 PA++で、紫外線カット効果も。

さらには、クレンジング不要で、石けんでメイクオフできる!これが大きい。

また、ファンデーションなので、酒さの肌荒れや赤みもしっかりカバーしてくれる。

男性は抵抗があるかと思うが、次に紹介するパウダーの付け方をすれば、とっても自然に付くので、見た目に塗ってる感はないのでご安心を。

4. 酒さの肌へのパウダーのつけかた

ご紹介した、ETVOS(エトヴォス)のナイトミネラルファンデーションとマットスムースミネラルファンデーション

ただ唯一の難点が、専用のブラシで付けるタイプということだった。

使いにくいし、粉も飛ぶし、面倒極まりない。

それ以上に、ハケのチクチクが何だか肌への刺激になっているようで、とても気になる。

そこで、編み出した方法がファンケルの「フィニッシュパウダーケース」を使う方法。

パフはこちら。フィニッシュパウダー用 替パフ

間の中蓋に弾力があるので、パフ全体にパウダーが付く。

パフを中蓋にギュッギュッと押し付けるか、パウダーが飛び散らないようパフで蓋をした状態で上下に振って、パフにパウダーを付ける。

この状態で、すぐに顔に付けるとムラムラになるので、

パフを中蓋に押し当てたまま左右に2,3回ほど回転させる。

そうすると、パフにまんべんなく、適度なパウダーがつき、さらに余分なパウダーが落ちてくれる。

それから、優しくポンポンと顔にまんべんなくパウダーをつけていく。

とても自然な感じに仕上がりつつも、酒さの赤みは消え、毛穴のボコボコもかなりカバーされる。

これなら、男性でも塗った感がないので、安心して、酒さの肌をカバーして、ひと目を気にせず外に出やすくなると思う。

 

※ここで紹介している日焼け止め、パウダーやスキンケア方法は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。

酒さのスキンケアプラス(日中の紫外線対策と保護)[酒さ改善までのステップ#5]酒さのスキンケアプラス(日中の紫外線対策と保護)
[酒さ改善までのステップ#5]

酒さのスキンケア(化粧水と保湿ジェル)[酒さ改善までのステップ#4]

【記事要約】

酒さの肌にとって、乾燥は大敵。優しいスキンケア、だけどもしっかり保湿が大切。刺激の少ないスキンケアについて。

1.  酒さのための化粧水について

酒さの肌には乾燥が大敵だ。

そのため、化粧水の存在はとても大事。

しかし、ただでさえ炎症が起きて、敏感になっている酒さの肌に合う化粧水がなくて、化粧水ジプシー状態に。

保湿効果が抜群と言われる化粧水を何種類も試した。

もちろん中には高価なものもあるので、かなりの金額を使っていると思う。

諦めずに酒さの状態を見ながら、色んな化粧水とケアの方法を探し続けて、一つの結論に行き着いた。

これは僕だけかもしれないが、オイル成分が入っている化粧水が酒さの肌には合わないということが分かった。

毎日使う化粧水。コストも気になる所。

そこで、最終的に行き着いたのがORBIS(オルビス)のオイルカット化粧水だ。

界面活性剤不使用で、アルコールフリー(Mタイプのみ)。

無油分、無香料、無着色というのも気に入った。

価格もかなり安いし、バシャバシャ使える。

夏はさっぱりした使い心地のオルビス(ORBIS) 薬用クリアローション M (しっとりタイプ)を使い、


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冬は乾燥・インナードライ対策に特化した、よりしっとり感が強いオルビス(ORBIS) アクアフォースローション M(しっとりタイプ)を使っている。

オルビス(ORBIS) アクアフォースローション M しっとり 180mL 化粧水 ◎乾燥・インナードライ対策◎【こちらから購入できます>>】

オイルが入っている化粧水はつけた後に、肌がしっとりもっちりする感じがするのだが、結局オイルでその感触を出しているように感じる。

また、オイル入りの化粧水は肌に熱がこもりやすく、ねちゃねちゃしいてるので、汚れも付きやすい気がする。

オルビスの化粧水は2つともさっぱりとした使い心地。それまでの化粧水の質感に慣れていたので、最初は乾燥するんじゃないかと心配だったが、たっぷり優しくつけると、全く肌がつっぱったりすることはなかった。

オルビスの他には、少し高額かつオイルカットかどうかがいまいち、よく分からないのだが、アクセーヌのADコントロールローションも全く刺激がなくて、いい使い心地だった。

ADコントロールローション120ml【こちらから購入できます>>】

アクセーヌは敏感肌に特化して研究された化粧水なので、こちらもオススメ。

オルビスもアクセーヌも結構量が多いサンプルが充実しているので、合うか合わないかをよく吟味できます。

なお、これらはあくまで僕個人に合った化粧水なので、試す時は自己責任でお願いします。

2.  酒さの肌への化粧水のつけかた

化粧水も大事だが、さらにそれの肌への付け方も大事だ。

ずっと、化粧水を手に取り、何度も重ね付けしていたが、肌のブツブツ、ボコボコが一向によくならない時期があった。

ある日、たまたまコットンで化粧水をつけると、まんべんなく顔に付けることができるという記事をみたので、コットンにたっぷり化粧水を含ませて、つけてみることに。

すると酷かった、ブツブツ、ボコボコが和らいだ。

恐らく、手で付ける時に、自分では優しくしているつもりでも、結構力が入っているようで、肌に負担をかけていた模様。

それからは、化粧水をコットンにたっぷり含ませて、優しく肌に置く感じでつけていくことに。

ここでも、気をつけたいのが、たくさん肌に染み込ませようと、ギューっと肌を押してしまうこと。

酒さの肌はジュクジュクに熟れたトマトみたいなもの。

圧力をかけると、とたんに肌が痛んでしまう。

だから、そーっと優しく3秒ずつくらい肌に置いて、べつの部位に移動というのを、何度も繰り返す。

スキンケアも当然肌への負担の1つになるので、優しくそーっとが基本。

「もうこんな肌いやだ!」と思わず、力が入ってしまいそうなのをグッとこらえて、そーっと、そーっと、コットンを当てましょう。

そして、肌に手の甲で触れると、手で化粧水を付けた時よりも肌がひんやりしているのが分かるはず。

この方法だと、火照った酒さの肌へのアイシング効果もあるようで、一石二鳥。

酒さのスキンケアは、そーっと、優しくケアが一番大切!

3.  酒さのための保湿液について

化粧水がオイルカットなら、その後もオイルカットのスキンケア商品を使わないと意味がありません。

以前は、保湿!保湿!と考えて、保湿効果が高いというクリームを寝る前にたっぷりつけていたけれども、逆効果。

化粧水の保湿というと、乳液やクリームが主流だけれども、それらを使うと、何だか肌に熱がこもって、翌朝起きたら赤いぶつぶつが…。ということも多かったので、おらく肌への負担や刺激が多かったのだろうと考察してます。

そこで、オイルカットのスキンケアが何だか良いということに気がついてからは、おなじくオイルカットの保湿剤を使うように。

オルビス(ORBIS) 薬用クリアモイスチャー M しっとり 50g 保湿液 ◎ニキビ対策◎ [医薬部外品]【こちらから購入できます>>】
保湿液と書いてあるけれども、見た目はジェル。

僕は3プッシュ、朝晩の洗顔後、化粧水の後につけてます。

保湿液は、夏も冬もこのタイプを使っているけれども、さらにしっかりとした保湿高価が欲しかったら、アクアフォースモイスチャーシリーズの方も良いかもです。

オルビス(ORBIS) アクアフォースモイスチャー M しっとり 50g 保湿液 ◎乾燥・インナードライ対策◎【こちらから購入できます>>】

4. 酒さの肌への保湿ジェルのつけかた

保湿液をつける時に、絶対的にやってほしくないことは、顔に乗せてから伸ばすということ。

よく、クリームなどでも、ちょんちょんと顔の何箇所かにのせて伸ばしている映像などがあるけれども、酒さ肌にとって、肌の摩擦は大敵!

絶対にこれはしないでほしいと思う。

では、どうやって付けるのかというと、先程紹介した美容液の場合、手のひらに3プッシュだして、両手を合わせて、手のひらにまんべんなく伸ばします。

そして、手のひらをそーっと顔に当てて、顔につけます。

絶対に肌と並行な動きは☓。必ず肌に垂直に手を当てて、摩擦が起きないように。

指と指の間はつかないので、少しずつ手をずらして、まんべんなくつけましょう。

この付け方をすれば、摩擦を極力避けることができます。

 

※ここで紹介している化粧水、保湿液やスキンケア方法は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。


酒さのスキンケア(化粧水と保湿ジェル)[酒さ改善までのステップ#4]
酒さのスキンケア(化粧水と保湿ジェル)
[酒さ改善までのステップ#4]

酒さの洗顔・クレンジング方法[酒さ改善までのステップ#3]

【記事要約】

洗顔とクレンジングは、酒さの改善のために一番大切な要素といっても過言ではない。酒さの肌にとっては『優しく』が一番大切だ。

1.  酒さのための洗顔料について

全く洗顔料と関係ない話から入るが、僕は台所洗剤で手がかぶれやすいので、使える台所洗剤はフロッシュのスタンダードタイプだけだ。

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これを売っているお店に行くのが面倒くさくて、一般的な台所洗剤を使うとしばらくして、手にぶつぶつが出来て痒みが生じる。

そこである日、ふと気がついた。

もしかして、洗浄剤に含まれている何らかの物質が僕にとってアレルゲンなのかもと。

となると、顔を洗うのに使っている洗顔料も絶対に影響があるはずだ。

実際、酒さは顔だけの疾患で、顔以外の皮膚は全く問題ない。

洗顔料に含まれる物質で一番悪影響と思われる物質が『界面活性剤』だった。

そこで、酒さで僕が一番大切と考える洗顔で使う洗顔料に徹底的にこだわることにした。

<調子がいい時に使っている洗顔料>


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成分表を見ると、植物性の界面活性剤は入っているが、とても低刺激。

泡で出てくるので、とても優しい使い心地です。

泡切れも早く、刺激も全く感じないので気に入ってます。

僕は頭を洗う時もこれをシャンプーとして使っています。

<調子が悪い時に使っている洗顔料>

界面活性剤を一切含まない全身シャンプー。

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有害成分0の安心全身シャンプー。

界面活性剤、防腐剤、着色料、香料が無添加で安心の洗浄料です。

お値段は4000円以上とちょっと値が張るので、調子が悪い時だけ使っています。

ちょっと米っぽい臭いがするので、最初は「うっ」と思ったけれども、慣れれば全然平気に。

2.  酒さのクレンジングについて

酒さは顔の荒れ具合や赤みがひどい疾患だ。

そのため、人前に出るときは素肌で出るのが精神的につらい。

女性なら化粧で隠せるが、男性はせいぜい日焼け止めとパウダーでカバーするぐらいだ。

しかし、日焼け止めとパウダーも肌に合わないものや、しっかりタイプだと、それを取るのにまた肌に負荷がかかってしまう。

(日焼け止めやパウダーなどの詳細は別記事で紹介します)

そのため、僕が使ったのは、石鹸で落ちるタイプの日焼け止めとパウダー。

酒さのスキンケアプラス(日中の紫外線対策と保護)[酒さ改善までのステップ#5]

これなら、前述の1の洗顔料で落とすことができる。


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日焼け止めやパウダーが肌に付いている状態だと、このアンチトピーの泡はみるみるうちにシューッと無くなっていくのがよく分かる。

それだけ肌に余分なものがついているということだろう。

だが、アンチトピーなら、安心して洗えるので、重宝している。

だけれども、たまにウォータープルーフ系のしっかり日焼け止めを使う必要がある場合などは、パウダーも毛穴に入り込み、洗顔料だけではどうしても汚れが肌に残ってしまう。

そんなときは、無印良品のオイルクレンジング 敏感肌用 を使って洗顔。

無印良品 オイルクレンジング 敏感肌用 200ml【こちらから購入できます>>】

毎日使うと負担になるだろうが、一回こっきりほんの少しだけ使って汚れを落とす。

クレンジングを使った後は、やっぱり肌のつっぱりが気になるので、念入りなスキンケアが大事だ。

3.  酒さの肌の洗い方(洗顔方法)

酒さは、顔に怪我を負っている状態と考えて洗顔するぐらいがいいと僕は考える。

だから、刺激の強い洗顔料や、ゴシゴシ洗いは絶対にNGだ。

でも、酒さは自分の脂っけも、汚れ残りも刺激になるので、汚れは落とさなきゃいけない。

でも、しっかり洗うと皮膚を痛めて、乾燥の原因にもなって、刺激物質が入り込みやすくなり、酒さが悪化するという悪循環。

酒さの肌にとって、洗顔は本当に難しい。。。

しかも、病院では、飲み薬や塗り薬は処方してくれるけれども、顔の洗い方までなんて医者は教えてくれない。

僕の経験上、洗顔が一番大切なのに。だ。

僕が実際に自分でやっている洗顔方法をご紹介したいと思う。

1.酒さの洗顔

<症状がやわらいでいる時>

ぬるま湯&洗顔料で洗顔

①冷たすぎる水も 熱すぎるお湯もNG。温度は体温と同じくらいのぬるま湯で、まずは顔を予洗い(2回ほど濡らす)。

②水を手にすくって、その中に顔を入れるイメージ。

③優しく化粧水を付けるようなイメージで絶対にこすらない。

④顔に平行な手の動きはしない。必ず顔に垂直方向に手を当てて絶対にこすらない。

⑤洗顔料を顔につけてすぐに落とす。

⑥すすぎは額、右頬、左頬、真ん中(鼻・顎)それぞれ5回以上ずつ。

⑦予洗いと同じく、絶対にこすらない。水を手にすくって、その中に顔を入れるイメージで、必ず顔に垂直方向に手にすくった水に顔をつけるような感覚で。

⑧タオルで顔を拭くときも、絶対にこすらない。肌に垂直にタオルを優しく当ててよく水分をとる。

⑨すぐに化粧水をつける。

<症状が重い時>

タオル洗顔

①タオルを熱めのお湯で濡らし、軽めに絞る。

②タオルを広げて熱く感じない程度まで冷ます。

③顔に垂直にタオルを押し当てて、顔の脂を取る。タオルは優しく押し当てるだけで、絶対にこすらない。

⑨すぐに化粧水をつける。

タオル洗顔だけでも、けっこう顔の脂は取れます。

酒さの洗顔で大事なのは、ただでさえ薄くなっている皮膚をこれ以上薄くさせないことだ。

そのためには、肌を傷めない洗顔料と洗顔方法が超重要。

ある時、ストレスがたまっている時は無意識のうちに顔を洗う手や、タオルで顔を拭く時に力が入っていることに気がついた。

酒さの肌には、優しさが大切です。

 

※ここで紹介している洗顔料や洗顔方法は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。


酒さの洗顔・クレンジング方法[酒さ改善までのステップ#3]酒さの洗顔・クレンジング方法
[酒さ改善までのステップ#3]

酒さに良くないものとそれを避ける生活サイクル[酒さ改善までのステップ#2]

【記事要約】

酒さの原因は不明だが、悪化因子は様々なものが知られている。個人的見解からの悪化因子ランキングと基本的なライフスタイルについてご紹介。悪化要因への対策詳細は今後の記事にそれぞれ書いていきます。

1.  酒さの悪化要因あれこれ

ネット上にも酒さの悪化要因はいろいろ転がっているが、僕なりに悪化要因のランキングづけをしてみた。

<悪化度合いNO.1>ストレス

前回の記事でも書いたように、これは間違いないと思う。

酒さになる原因を考察[酒さ改善までのステップ#1]

酒さだけでなく、様々な病気もすべてストレスから来ているのではないかと思う。

このストレスによるホルモンバランスの悪化も大きく関わっているようだ。

<悪化度合いNO.2>乾燥

乾燥すると必ず酒さは悪化した。だけれども保湿も自分に合うやり方をしないと逆に酒さを悪化させることも。

<悪化度合いNO.3>合わない洗顔料と洗顔方法

洗顔料やクレンジングに含まれる界面活性剤が特に刺激になっているのではないかと思う。洗顔料と洗い方は酒さにとって、とっても大事な要素である。

<悪化度合いNO.4>間違ったスキンケアと合わないスキンケア製品

間違ったスキンケア、特に「擦る」ということは酒さにとっては大大大NG。これまでのスキンケアに慣れているので、自分では擦っているつもりがなくても、肌にダメージを与えていることも。スキンケア製品も自分にとって刺激になるものは、酒さを悪化させる。

僕も、自分に合うスキンケア製品を見つけるまで苦労した。

<悪化度合いNO.5>寒暖差や冷水・温水

冬は特に、温かい部屋から寒い外に出ると、それが刺激になるらしく、酒さが悪化する。また、洗顔時の水の温度も大切だ。

温水は肌を乾燥させるからといって、冷たい水で洗っていたが、その水の冷たさが逆に刺激となって悪化することも。

<悪化要因と言われているけれども、僕的には悪化要因でなかったもの>

日光

日光を避けるためにサンスクリーンを塗ることはしたが、しばらく屋外にいたからといって、悪化することはなかった。むしろ日にあたって遊んでいる方が調子が良かったりした。日光アレルギーでなければ、おそらく日焼けをして、その後の乾燥が悪化要因になっているのではないかと思う。

カフェイン、アルコール

僕は、これらどちらも大好き。毎日コーヒー飲むし、お酒も嗜む。

以前、悪化因子と聞いて、3ヶ月くらい断ったこともあるが、その間も症状がひどくなることもあったし、ベロベロに酔っ払うほど連日飲んでも全然調子がいいこともある。

僕的には、これらは悪化因子ではなかった。むしろ、大好きなものを我慢してストレスをためる方がよくないと思う。

腸内環境

腸内環境が酒さに影響している可能性もあるという記事を読んで、半年ほど食べ物も気をつけて、添加物を取らないように、規則正しい食生活を。と努力したが、特に何にも変化はなかった。胃腸は病院で検査をしても太鼓判を押されるくらいの健康度だし、お通じは毎日、多い日は2回あるほどだ。理想的な食生活を送ろうが、ポテトチップを食べようが、食べ過ぎようが、特にそれによる影響はなかった。

刺激の強い食べ物・熱い食べ物

これは、正直食べて一時的に体温が上がるため、顔が赤くなるだけの話のような気がする。僕の場合は、特に影響しなかった。

2.  酒さを悪化させない基本ライフスタイル

悪化因子からして、何と言ってもストレスを無くすことが一番だ。

僕の場合、ちょうど借金も返し終わったことだし、一切の仕事を辞めた。笑

新規の仕事依頼はここ3年ほど全部断り、信頼できる知り合いにお願いしたりしていたところだったので、スムーズに隠居生活に移行できた。

といっても、これまでのクライアントもいるので、無理しない程度の仕事量になるよう調整したとも言える。

幸い、一緒に仕事をしていて楽しいクライアントだけが残り、さらには、月イチのミーティングだったり、パートナーの人に外注していたり、ネット上でのやり取りで済むことも多く、ほとんど仕事というものをすることが無くなってしまった。

でも、収入が無くなるとそれもストレスなので、このような状態でも収益が見込めるよう、年数をかけてビジネスモデルを作り込んでいたのがよかった。

おかげで、10年近くに及ぶ不規則な生活とストレスフルな仕事から開放されて、その後は自由気ままな1年を送った。

しかし、1年後、あまりにも自堕落な生活なので、今では、きちんと12時前に寝て、6時半に起き、3食作った料理を食べて、運動もするという、ちょっと前までは考えられない生活をしている。

とにかく、医者の誰もが言っているが、ストレスを溜めないことと、規則正しい生活が一番だ。

今あるストレスは、本当に必要なストレスなのかを考えて、そのストレスを開放するのがいい。

 

まとめますと、以下、僕がよかったと感じる基本のライフスタイルです。

(1)ストレスを溜めない、ストレスから逃げてもいい!いっぱい遊ぶ!笑う!

(2)早寝早起き。12時前に寝て、7時前に起きる。

(3)手作りのご飯をしっかり食べる

(4)運動をする(僕の場合、起床後のストレッチと夕方のヨガ、散歩)

(5)お風呂につかってリラックスする

そして、何と言っても

(6)酒さを気にしない。

自分が思っているほど、他人は自分のことを気にしていません。

酒さのことを知っている友人に「今日、肌調子いいんだ」と話しても、「え?そうなの?ふーん。調子わるかったっけ?」ってことが多々あります。

3.  酒さの症状が悪化しやすい冬の過ごし方

酒さの症状が悪化しやすいのは、何と言っても冬だ。

春や秋など過ごしやすい時期は、調子が良かったのに、冬の時期は何の前触れもなく、突然悪化したりする。

原因は何と言っても「乾燥」だ。

(ちなみに夏も恐らくクーラー等の乾燥で時折症状が悪化することがあった。)

ここからは僕の推測だが、乾燥した肌はおそらく、皮膚の表面の皮が水分を失ってめくれるのだろう。

調子がいい時でも、乾燥により肌がめくれて、そこに石鹸の界面活性剤や汚れなど自分に合わないの外的刺激が加わり、肌に炎症を起こし始める。

炎症により、肌温度が上がり、さらに肌は乾燥しやすくなるという、悪循環に陥るのではないかと思う。

だからこそ、冬はとにかく、乾燥させないことが大切だ。

しかし、やっかいなのは、酒さの肌は保湿しすぎてベタベタにクリームなどを塗ると熱がこもるらしく、症状が悪化してしまうことだ。

乾燥もダメ、過度な保湿もダメとなると、どうしろっていうんだという感じになるが、それでもくじけず探求した。

乾燥の大敵は洗顔だということに気がついた。

それまで大丈夫だったクレンジングも洗顔料での洗顔も冬の時期はNGになることに気がついた。

しかし、前述したように顔に出た自分の油分も酒さには大敵・・・。

そこで、考えついたのがタオル洗顔だ。

洗顔と行っても洗わない。温かいお湯で濡らしたタオルを軽く絞り、顔を吹く。といっても擦るのはNGなので、顔に優しく当てて汚れを取る。

熱すぎるとまた肌への刺激になるので、ほっこりするくらいの温かさ。

これは、気持ちもいいし、けっこう汚れも取れる。

冬は、洗いすぎない。

これに尽きる。


酒さに良くないものとそれを避ける生活サイクル[酒さ改善までのステップ#2]酒さに良くないものとそれを避ける生活サイクル
[酒さ改善までのステップ#2]

酒さになる原因を考察[酒さ改善までのステップ#1]

【記事要約】

原因不明の病「酒さ」。原因不明と言えども、何かしらの原因があるからなるはず。それまでの生活等を振り返って自分的にこれかな?という原因を考えてみました。

 

「酒さ」になった僕の体験と酒さとの付き合い方をご紹介します。

現在も症状が出たり、出なくなったりとまだ完治はしていないけれども、大分改善し、うまく付き合うことによって、MAXで酷かった状態になることも無くなりました。

同じ酒さで悩む人にとって、役に立てばと思い、この記事を書くことにしました。

酒さは顔にでる病気なので、精神的に辛い人がたくさんいると思います。

少しでも役に立てばいいのですが、あくまで僕にとってよかった対策なので、参考として読んでいただければと思います。

大切なのは、自分に合う酒さ改善の方法を、少しずつ症状を見ながら見つけて行くことだと思います。

1.  酒さの予兆(はじめに)

「酒さ」という病名は医師に診断されて初めて知った。という人も多いのではないだろうか。僕もそうだった。

2015年頃から肌荒れがひどくなり、なかなか治らないことが多かった。

その後、お風呂上がりにおでこに赤いプツプツがたくさん出来ているのに気づいてよく見ると、顔周り全体にそれができていた。

最初はシャンプーや何かが合わないのかな?程度に考えていて、時間が立てば無くなったりもしていたので、あまり気にも止めていなかった。

そのうち、肌荒れというレベルだった顔の皮膚の状態が、次第に全体的に顔色が赤くなり、ブツブツや湿疹が出始めた。

その頃には、風邪を引いて病院に行った時に受付の人に「顔痛そうね」と言われるほどになっていた。

特に痛みはなかったのだが、風呂上がりなど、目の周りだけが白く後は赤い逆パンダみたいな状態になるようになり、大分気にするようになっていた。

その後、家族に病院に行くことをすすめられて、近くの医者に行って診断されたのが「酒さ」だった。

最初、飲み薬とプロトピックという軟膏を処方された所、すぐにブツブツが無くなり、赤みも引いた。

しかし、1ヶ月後、再び赤みが出たので、プロトピックを塗ったのだが、その後、少し落ち着いたり、悪くなったりを繰り返すようになった。

今思えば、このプロトピックという軟膏を長期間塗ったのがよくなかったのかもしれない。様々な記事によると、ステロイドやプロトピックの長期間の使用が酒さの原因になる場合もあるらしいのだ。

僕の場合、病院にかかり始めた後に、どんどん酷くなって行った。

おそらく、お医者さんの方針が良くなかったのではなく、悪化因子が強さを増していったのだと思う。

2.  酒さが一番ひどい時

酒さで病院にかかり始めて、一旦症状が引いた頃、一週間ほどで退院できる手術を受ける必要があったため、入院することになった。

簡単な手術とは言え、全身麻酔が必要だったので、麻酔が覚めた時は、吐き気と手術によるカラダの痛みでとてつもなくしんどかった。

この時、収まっていた酒さの症状が一気に悪化した。

退院して自宅に戻り、再びしばらく酒さの症状は収まったのだが、その2ヶ月後の冬に過去最大に湿疹がひどくなり、顔が腫れ、マスク無しでは客先に出られないほどになった。

今行っている病院がダメなのかと思い、近くの評判のいい違う病院へ。

だが、そこで処方された抗生物質が合わなかったようで、目が開かないほど顔がパンパンに腫れた。

もはや、このまま治らないのではないかという恐怖心と、顔のひどい疾患ということで、気持ち的にはかなり落ち込んだ。

こちらの写真は酒さの症状がひどい時の写真。

一番酷いときはこれよりもっと酷かった。

だけれども、症状をコントロールして落ち着いている時はこちらの写真ほど症状が落ち着く。

少し赤いむらむらがあるが、女性なら化粧をすれば全く分からないだろう。

3.  酒さの原因を考察

客観的に酒さになった原因と悪化要因を考えてみた。

結論は「ストレス」と「生活スタイル」だ。

こちら↓の記事にも書いたように、会社立ち上げ後の激務から、その後の経営失敗による借金2,500万円を返すために約10年間の間、べらぼうに働いた。

ストレスは簡単には、抜けない[エピローグ:V字回復上り坂]

睡眠時間2,3時間なんて当たり前。

休みってなんですか?という状態。

徹夜なんてしょっちゅうで時には3日徹夜ということも。

とにかく、働いて、寝る、食べる、風呂以外は仕事といった状態を10年も続けていた。

夜の付き合いも多く、またアルコールが強い僕はかなり飲んでいた。

食事も決して健康的だったわけではない。

不規則過ぎる不健康極まりない最悪な生活スタイルだった。

さらにはストレスだ。

借金2,500万円をひとりで返さなければならないというプレッシャーと、その返済金を稼ぐために対峙した仕事が魑魅魍魎が蠢く環境で、精神的強さとビジネスとしてのぶつかり合いや緊張感あふれる交渉などを余儀なくされた。

まあ、そのおかげで5年かからずに借金2500万円を返し終えることができ、普通の人がが一生のうちに経験するようなことを、短期間で経験することができたのだが、今思えば、信じられないほどストレスフルな環境で、よくやっていたなーと我ながら感心する。

今、同じことをやれと言われたら、絶対にやりたくない。

その時は気持ちが張っているので、自分自身がストレスを感じているなんて思わなかったのだが、カラダには徐々に何かが蓄積されていたのかもしれない。

そして、もう少しで借金も返し終わり、それに伴って、仕事もセーブして、少しのんびりして人生計画を見直してみようと思っていた矢先に決定的な出来事が起きた。

それは、13年間連れ添った愛犬の急死だった。

まるで、辛かった僕を支え続けて、僕がそれを乗り越えるのを見届けたようなタイミングだった。

本当に辛かった。

僕のストレスを愛犬が吸い取ってくれていたのではないかと思えるほど、優しくて可愛い子だった。

やっと、人間らしい生活を送れるようになる。時間が出来ると見込んでいた矢先だったので、今でも思い出しても涙が出て来る。

余裕のある今なら、もっと一緒に遊んだりかわいがる時間があったのに。と。

そうして愛犬が亡くなって、2週間後くらいに酒さが過去最大に悪化したのだ。

これまで溜め込んでいた悪いものが一気に噴出するかのようにだ。

それからは、一旦良くなってまた悪くなっての繰り返しだった。

だけれども、いつまでもこの疾患に悩むのも嫌なので、症状を見ながら色んな方法を試した。

その結果、波はあってもある程度うまく付き合う習慣やスキンケア等が分かってきた。

同じ酒さに悩む人のために、僕の経験が役に立てば幸いだ。


酒さになる原因を考察[酒さ改善までのステップ#1]酒さになる原因を考察
[酒さ改善までのステップ#1]