広告に頼らない集客のために必要なこと[売れるネットショップ#2]

【記事要約】

売れるためにはお客様がたくさんいることが必要だ。お客様を呼ぶための手段として有効なのはネット広告だが、コストがかかる。コストをかけずに集客することは可能なのか?その手法について紹介。

1.  広告コストを抑える

 

広告とネットショップ販売は切っても切れない縁と言っても過言ではない。

しかし、ネット広告と言えども、コストが大幅にかかる。

僕のクライアントの中には売り上げの25%を広告費にかける組織もあるほどだ。

だが、その場合、自社サービスに合った広告による集客ノウハウを確率できたとしても、とにかく、初期投資と運用コストがかさむ。

大企業ならともかく、零細企業にとって、広告費はなかなか高嶺の花でもある。

そのため、広告費を抑えて集客となると、対象検索ワードにひっかかるためのSEO対策などになってしまう。

その場合、できたばかりのネットショップへの集客はほとんど見込めない。

広告費を抑えるということは、ネットショップにとっては、イコール集客しない状況とも言えるのだ。

では、広告費を抑えて集客をすることはできないのか?となると、答えはNOだ。

実は、広告費を使わなくても集客をすることはできる。

それは「コンテンツ量」と「コンテンツ力」だ。

 

2. 「コンテンツ量」と「コンテンツ力」で集客を得る

何かを得ようとすると、どんなものでも犠牲にしなければならないことが出てくる。

広告費を抑えて集客を伸ばそうという利を得る場合に、犠牲になるのが時間と手間だ。

コンテンツ量とコンテンツ力を伸ばすことで、集客は明らかに増える。

しかし、これらをさらにコストをかけずに自力でやるとなると、とにかく時間と手間がかかるのだ。

商品や自社の世界観に関連のある記事で、さらに世間の関心もある内容を掲載し続けるというのはなかなか難しい。

だが、継続は力なり。

一番入りやすいのは、ブログだ。

WordPressなどでブログをネットショップのドメイン配下に起き、コンテンツを鍛えることによって、集客は確実増える。

Facebook、Twitter、InstagramなどのSNS。

関連業界のポータルサイトなど。

コンテンツ量とコンテンツ力で集客を伸ばす手法において、何か突破的な手法というのはない。

この方法の一番の力は、様々なポイントに毎日コツコツと地道に努力を重ねる、つまり種をまくことだ。

実際、僕のクライアントにもこの手法でアクセスを伸ばしている会社がある。

広告費を全くかけずに、月間アクセスがおよそ15,000ユーザまで伸びた。

コンバージョン1%とした場合、150人ほどが購買することになる。

高額商品を扱っているので、売り上げはかなり伸びる。

数名の会社なので、とても堅実な商売をすることができる。

 

3. バズ(Buzz)をしかける

「インスタ映え」という言葉が浸透している通り、バズ、つまり口コミを誘導するための仕掛けも必要だ。

「インスタ映え」を仕掛けて、「リア充」のネタを提供することが必要なのだ。

何語?と戸惑う人もいるだろうが、「インスタ映え」は、インスタグラムに乗せた時に写真がいい感じに見えるというものだ。

「リア充」は、リアル、つまり実生活が充実していることを対外的にアピールする「リア充」のためのネタをみんな探している。

バズ(口コミ)の力は大きい。

商品やサービスがこの「リア充」のネタになって、「インスタ映え」させることを誘導することも大きな集客力のひとつとなる。