ずっと興味があったものの、本業が忙しすぎて、ずっと手を出せないでいたもの。
それは、株とFX。
起業して早十数年。
V字回復後、借金返済に負われる生活も終わり、ようやく人間らしい生活を送れるようになり、時間にも余裕ができた。生活もようやく落ち着いたので、この気になっていた、株とFXについて学ぶことをはじめてみた。
−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*
起業してからのバタバタ人生、そして借金2500万円を負って、その後死に物狂いでV字回復した話はこちら。
−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*−*
まず最初に情報を仕入れたのは、株が先だった。
右も左も分からない世界なので、とりあえず分かりやすく、入りやすいところから情報を突こうと、マンガで学べる『マンガでわかる最強の株入門』のKindle版を購入。
最終的に僕は株ではなく、FXから入ることにしたのだが、この本は、ローソク足やチャートの味方、ファンダメンタルズ分析など、超基本が漫画で学べるので、とても役にたった。
FXに関しては、ネット上に色んなハウツー情報が転がっているので、それらのサイトを参照。
最終的に、株よりもFXの方が初心者にとっては、入りやすそう。またMT4というツールで自動売買が出来ることから、FXを始めることにした。
しかし、MT4で自動売買ができるようになっても、肝心のFXの基本知識がないと、恐らく痛い目に会うことが予想されたので、まずは、FXの基本を学ぶことに。
ど素人でも分かりやすい図解付きの本を1冊読んで基本を抑えた。
どちらも超初心者向けの内容。
これらの本から入っている時点で僕がどれだけ、ド素人の状態からスタートしたかお分かりいただけたと思う。
僕がFXについて学びはじめ、実際にMT4を使って取引をするまでの大まかな流れは以下だ。
①FXの基本を学ぶ
②FX取引口座をつくる
③MT4をインストールし、EAの開発環境を準備
④EA(エキスパートアドバイザー)を作る&テスト・検証
⑤取引ツールの操作方法を学ぶ
⑥自動売買をする
FXの自動売買なんて、超リスキーで超難しそう。と思っていたけれども、
EAを自作して、MTでFXの自動売買を始めるまでの工程は、意外に簡単だった。
しかし、ここで重要なのは『手段は簡単だった』ということ。
プログラミングをしたことがある人間なら、おそらくEAを作るのはさほど難しい作業ではないし、当然MT4の扱いも簡単だろう。
しかし、これらはあくまでFXをするためのツールであり、このツールがあれば、イコールFXで利益を上げられるというわけではない。
EAを自作して、MT4を使ってFXで自動売買をして利益を上げるためには、やはり利益を上げるための知識と経験が重要だと認識。
環境は準備できても、この利益を上げるというところがなかなか難しい…。
しかし、僕がFX初心者にも関わらず、近道できたなと感じたことがある。
それは、MT4のEAテストツール「ストラテジーテスター」の存在だ。
ストラテジーテスターは作ったEAが実際にどのように動作するかをテストして、利益があげられるかを検証することができる。
必ずしもテスト結果の通りに実際も動くというわけではないが、自分が作ったロジックがどこで想定通り利益を上げられて、どこで損を食っているかが一目瞭然。
ストラテジーテスターでのテストを重ねる度に為替相場がどのように動いているのか、どんな場面で利益を取りやすいのか、逆に痛い目を見るのかを短期間で学ぶことができた。
まだ、ウハウハ勝てる!という状況ではないが、お小遣い稼ぎ程度にはFXを楽しむことができるようになったので、僕が実際にやった自作EAを使ったFX売買の手法をご紹介していきたいと思う。