Macでスペイン語(他言語)の入力をできるようにする

 

【記事要約】

Macでスペイン語などの他言語を入力できるようにする方法。

 

去年から興味でスペイン語の勉強を始めています。

スペイン語練習の際に、スペイン語をキーボードで打ち込む必要があったのだが、アルファベットにはない、スペイン語特有の「ñ」や「á」や「¿」、「¡」が入力できなかったので、設定をすることに。

1.  Macの言語設定をする

(1)リンゴマーク>システム環境設定を選択

(2)「言語と地域」を選択。この時「キーボード」を選択して、入力設定だけ設定してもよいのだけれども、将来的に通貨の利用なども考慮して、取り急ぎ「言語と地域」から設定。

(3)「優先する言語:」のプラスマークをクリック

(4)Españolを選択

(5)最優先言語は日本語のままにしておきたいので「日本語を使用」の方をクリック

(6)入力ソースは「スペイン語」(ISOとついていない方)を選択

(7)優先する言語にスペイン語が追加されていることを確認

(8)フォント候補にスペイン語が追加されています。スペイン語入力の際は、このスペイン語を選択するとスペイン語入力ができるようになります。

2.  特殊文字の打ち込み方

スペイン語の特殊文字は、アルファベットと違って、ちょっと特殊な入力方法になります。

また、キーボードの種類によって、押すコマンド文字が異なっていたりもします。

(1)á・í・ú・é・ó【アクセント記号つき文字】

僕のMacキーボードはUS仕様(日本語表記がなく、配列も異なる)なので、一般的な日本語キーボードのキー表示と異なるのですが、取り敢えず「P」の右隣のキーを叩いて、a、i、u、e、oを押すと、アクセント記号付きの文字が入力できます。

この時、長押ししながらではなく、押して、指を話してから次のキーを押すのがポイント。

(2)Ü・ü

Shiftを押しながら「P」の2つ右隣のキーを叩いて、uを押すと「ü」が入力できます。

大文字「Ü」はShiftを押しながら「P」の2つ右隣のキーを叩いて、Shiftを押しながらuを押すと「Ü」が入力できます。

(3)Ñ・ ñ

Lの横の文字をクリックすると「ñ」が入力できます。

Shiftを押しながらLの横の文字をクリックすると「Ñ」が入力できます。

(4)Ç・ç

Mの3つ右隣のキーを押すと「ç」が入力できます。

Shiftを押しながらの3つ右隣のキーを押すと「Ç」が入力できます。

(5)句読点など

¡・・・[Shift]+[1]

!・・・[Shift]+[2]

¿・・・[Shift]+[,](Mの右隣)

?・・・[Shift]+[.](Mの2つ右隣)

;(セミコロン)・・・Lの2つ右隣のキー

:(コロン)・・・[Shift]+Lの2つ右隣のキー

キーボードの種類によっては、これらのキーと異なる場合があるので、メモ帳などに実際に打ってみて、何が入力されるのが一番手っ取り早いです。

3. Googleの入力を使っていてキーボードの動きがおかしい時の解決方法

僕は、Macのデフォルト入力が苦手なので、Googleの日本語入力(https://www.google.co.jp/ime/)を使っているのだが、どうも影響で、1のスペイン語の設定をした後に、入力ソースを日本語やアルファベットにしても、スペイン語の入力ソースのままになってしまっていた。

スペイン語を使う度に環境設定で切り替えをするのも、とても面倒なので、解決策が無いか模索したところ、Googleの日本語入力の設定で回避できたのでご紹介。

(1)Google日本語入力の「ConfigDialog」の設定画面を立ち上げる

(2)[一般]タブ>キー設定>キー設定の選択で「MS-IME」を選択

(3)[入力補助]タブ>入力補助で「日本語入力では常に日本語キー配列を使う」にチェックを入れる

この設定で、無事に元通り、日本語入力の場合は日本語の入力ソース、アルファベットの場合はアルファベットの入力ソース、スペイン語の入力の際はスペイン語の入力ソースとして、キーボードが機能するようになった。

外部ネットワークのMacからWindowをリモートコントロール(遠隔操作)する

Macから他のWindowsを遠隔操作するためのアプリとして、Microsoftより「Microsoft Remote Desktop」というアプリが公開されているが、外部ネットワークからのアクセスがうまくいかなかった。

Windowsのサポートページ(英語版のみ)にルータのポート設定でイケる。といったページがあるが、実際に設定しても、エラーが出てうまくいかず・・・。

もしくはVPNを利用、といった記述があったが、VPNまでは面倒臭くてやりたくなかったので、他に方法がないか検討。

そして、見つけました。と言うより、忘れてました。

「TeamVewer」(https://www.teamviewer.com/ja/)

そういえば、TeamViewerで8年ほど前にWindowsユーザだった頃、このソフトで遠隔地のWindowsを操作してミーティングしたことがあったっけ。

設定手順は本当に簡単。

①TeamViewerを遠隔操作したいパソコンと遠隔操作されるパソコンの両方にインストール。
https://www.teamviewer.com/ja/download/

②TeamViewerのアカウントを作成
https://login.teamviewer.com/LogOn#register

③遠隔元と遠隔先の両方でインストールしたTeamViewerで②で作成したアカウントでログイン

④遠隔先のパソコンで「アカウントにデバイスを割り当てます」からアカウント情報を入力し、TeamViewerにPCを認識させる

⑤遠隔先のパソコンで「簡易アクセスを許可」を設定する

⑥TeamViewerに遠隔できるPCが表示されるので、ダブルクリックするとWndowsの画面が立ち上がります。

 

全画面表示にすれば、結構画質もよいです。

外部ネットワークのMacからWindowsの遠隔操作が必要な方は是非お試しください。

 

(2017/12/4追記)

TeamViewerは、セキュリティーが少々怖いソフトでもあるので、なるべくリスクを減らすための設定をして置いた方が無難。

実際に2016年には、アカウントの乗っ取り事件が多発している。

よって、以下のような設定をしておいた方が◯。

①バージョンを常に最新にする

(Windowsの場合)ヘルプ>新しいバージョンの確認をクリックすると、バージョン確認が行われ、最新でない場合は、最新版インストールボタンが表示される。

(Macの場合)ヘルプ>更新の確認をクリックすると、バージョン確認が行われ、最新でない場合は、最新版インストールボタンが表示される。

②パスワードを強化する

(Windowsの場合)その他>オプションで[セキュリティ]の項目のパスワードのセキュリティレベルを「非常に安全(10文字)」を選択

(Macの場合)TeamViewer>環境設定で[セキュリティ]の項目のパスワードのセキュリティレベルを「非常に安全(10文字)」を選択

③アクセスできるパートナーを限定する

(Windowsの場合)その他>オプションで[セキュリティ]の項目の「ブロックと許可リスト」の[設定]ボタンをクリック。

次の画面で[追加]ボタンを押すとユーザの選択ができるので、追加するユーザを選択して、OKボタンを押して完了。

(Macの場合)TeamViewer>環境設定で[セキュリティ]の項目の「ブロックと許可リスト」の[設定]ボタンをクリック。

次の画面で[追加]ボタンを押すとユーザの選択ができるので、追加するユーザを選択して、OKボタンを押して完了。

その他に、TeamViewerアプリを使っていない時はアプリを終了しておく、または自動起動させない(Windows)という設定もセキュリティ対策としては有効だが、遠隔操作したい自分のパソコンがかなり遠方で、操作ができない場合は、この設定をしてしまうと本来の目的が果たせなくなってしまうので、この辺りは自身の判断で設定してもらうのが良いと思う。

 

Macでロックされているファイルを編集する方法

【記事要約】

Macには、重要で編集されるとシステムやアプリケーションの動作に影響が及ぶ重要な裏方のファイルをユーザが編集できないようにロックしている場合があります。そのロックされているファイルを編集できるようにする方法を紹介します。

Macで様々なアプリケーションの設定を独自に変更する場合や、ちょっとマニアックな変更設定をする際に、ファイルにロックがかかっていることがある。

今回はそのロックがかかっているMacのファイルを編集できるようにする設定方法をご紹介します。

ただし、ロックがかかっているのはアプリケーションやシステムが動作するために重要なファイルだからこそロックがかかっています。そのため、変更や作業は自己責任で行ってください。

1. ファイルのロックを外す

① ロックを外したいファイルの上で右クリック>情報を見るを選択

② 「<–該当のファイル名–>の情報」というタイトルでポップアップが立ち上がる。ポップアップ一番右下の鍵マークをクリックする。

③ ログインユーザのPCパスワードを入力する

④共有とアクセス権下の[+]ボタンを押す。

⑤追加するユーザを選択するダイアログボックスが表示されるので、追加ユーザを選択後[選択]ボタンを押す。

⑥ 共有とアクセス権の項目に選択したユーザが表示される。アクセス権の列が「読み出しのみ」となっていると思うので、そちらをクリックし、読み/書きを選択する

⑦ これでロックされていたファイルの編集ができるようになったので、編集作業をする。

なお、何か間違いがあった時のために、すぐに元のファイルに戻せるように必ずバックアップを取っておくのがよい。

 

2. 再びファイルにロックをかける

ファイルの編集が終わったら、念のため再びファイルにロックをかけておいた方が無難であるため、その作業をする。

① 1と同様、該当ファイルの上で右クリック>情報を見るで立ち上がるポップアップの一番下「共有とアクセス権」の欄で自分のユーザ名を選択した状態で[−]ボタンを押す

すると、1で追加したユーザが削除される。

② 最後にポップアップ一番右下の鍵マークをクリックする。鍵が開いている状態のアイコンが、鍵が閉じた状態のアイコンに変更される。

これで再び元のようにロックがかかった状態となった。

以上、Macでロックがかかっているファイルを編集できるようにする一連の流れのご紹介でした。

フォルダがない!Macの隠しフォルダ・ファイルを表示する方法

【記事要約】

Macには、重要で編集されるとシステムやアプリケーションの動作に影響が及ぶ重要な裏方のフォルダ・ファイルをユーザから見えないようにするための隠しフォルダ・フォルダが存在します。そんな隠しフォルダを表示させる方法を紹介します。

Macの隠しフォルダ・ファイルを表示する方法

MacのPCを使っているうちに様々な設定変更が必要になり、ネットで調べてみると方法は分かったものの、記事に記載されているフォルダが見当たらない!ということがあります。

そんな場合、そのフォルダは隠しフォルダのため、通常見えてない場合があります。

(OSバージョンアップ等によりそもそも場所が変わることもあります。)

そんな隠しフォルダの表示方法をご紹介します。

1. ターミナルを起動する

① ターミナルを起動します。

<Launchpadから開く場合>

1)DocのLaunchpadをクリック

DocのLaunchpadをクリック

2)その他の囲みをクリック

その他の囲みをクリック

3)ターミナルをクリックする。

 

<アプリケーションから開く場合>

1)ファインダーを開く

2)アプリケーション>ユーティリティ>ターミナルを順にクリックして開く

2. ターミナルに不可視ファイルを表示させるコードを入力する

① ターミナルに下記コードを入力します。1つでも間違うと動作しないので、コピー&ペーストすることをおすすめします。

② 入力したらエンターを押します。

③ ファインダーを再起動するために下記コードをターミナルに入力します。

これで、隠しフォルダ・ファイルが見えるようになります。

隠しフォルダ・ファイルは元々見えていたフォルダと異なり、半透明で表示されます。

隠しフォルダ・ファイルが見えるようになったファインダー

 

3. ターミナルに不可視ファイルを非表示にするコードを入力する

① ターミナルに下記コードを入力します。

 

③ ファインダーを再起動するために下記コードをターミナルに入力します。

これで、隠しフォルダ・ファイルが見えなくなります。

隠しフォルダ・ファイルが再度見えなくなったファインダー