シフト管理にジョブカンを活用する[飲食店向け効率化のためのIT活用術#7]

【記事要約】

アルバイトのシフト組は、飲食店店長の大きな悩みの種の一つだ。各自の予定を聞いて、調整をして、シフト表を作る。これに以外に時間と手間を取られる人も多いはずだ。そんな悩みの救世主が勤怠管理クラウドシステムのジョブカンだ。

1.  ジョブカンを使うメリット

ライングループで今月の出勤希望日をアルバイトからヒアリングして、Excelでシフト表を作り、再びラインで共有。

勤怠実績はタイムカードか、出勤簿に手書きのため、給料日前にはそれらを集計して給与計算。

残業や深夜勤務の計算に手間取って、給料日直前に慌てて処理をするということも多いのではないだろうか。

そんな時に、業務効率を上げてくれるのが勤怠管理クラウドシステムの『ジョブカン』だ。

ジョブカンは簡単にシフト希望を募集し、簡単な操作でシフト表を作ることができる。

さらには、それらをスタッフと共有することも可能だ。

多彩な打刻方法、出勤管理、集計分析が行えるため、これらに費やしていた時間を大幅に短縮することができる。

このサービスを活用して、時間を作ることにより、売上を上げるといういちばん重要な業務に時間を割くことが可能になる。

コスト面も魅力的で機能制限がある無料コースと一人あたり月200円のコースがある。

10人いても月間2,000円だ。

この低コストはかなりの魅力だ。

時間がかかっていた処理を自動化し、空いた時間を売上を上げるための作業に費やすことができる。

2. ジョブカンの魅了的な機能

勤怠実績を記録刷るためのツールとして、従来はタイムカードの利用が主流だった。

しかし、タイムカードも導入するとなるとそれなりにコストがかかるし、タイムカードに印字された時間を再度別のシステムに移し直す必要がある。

この作業は時間も取られるし、ミスも発生しやすい。

しかし、ジョブカンには様々な打刻ツールが用意されているため、時間とミスというタイムカードのデメリットを難なくクリアしてくれる。

ジョブカンで用意されている打刻ツールは、ICカード打刻、PC/タブレット打刻、LINE打刻、Slack打刻、GPS打刻だ。

ICカードとしては、Suicaなどのカードが利用できる。

スタッフルームにPCかタブレットを配置しておけば、簡単に打刻ができる。

LINEはコミュニケーションツールとして、若年層に広く使われているアプリなので、一番利用価値があるかもしれない。

Slackはビジネス向けチャットツールだ。

シフトを組む時は、シフト募集機能を使い、メールを送って、スタッフにシフト募集を促すことができる。

さらにシフトの作成も公開機能も充実している。

これは、シフト作成者の労力を大幅に削減してくれる。

ジョブカンを使うことにより、給料計算も楽になることは間違いないだろう。

生産性がないのに、無駄に時間が取られがちになる業務は低価格なITツールを活用して、圧縮することが飲食業界の勝ち組と負け組の差を分けるものかもしれない。

 


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