2017年に入って高騰しているビットコイン。
これまでは、暴落したり、はたまた人気が再燃したりと不安定だったが、海外では行政が支払いツールとして承認するなどの動きがあり、ビットコインの今後の実用性がかなり高まってきたので、そろそろ手を出してみることにした。
現金でビットコインを買って投資するという手もあるが、ビットコインはまだ先が見えない部分もあり、リスクはなるべく取りたくない。
そこで、ビットコインのマイニングをしてみることにした。
知らない人も多いが、ビットコインはお金で買わなくても「マイニング」と言われる手法により得ることができる。
マイニングは、簡単に言うとコンピューターのリソースをビットコイン演算のために貸出し、その見返りとしてビットコインを得るというものだが、海外では、巨大な工場を立ててビットコインのマイニングをする人々もいたりと、現在ではビットコイン自身のマイニングは個人ひとりが行うものとしては、かなりハードルが高くなってしまっているようだ。
しかし、何かいい方法はないものかと少し調べを進めてみると、ビットコイン以外の仮想通貨「アルトコイン」のマイニングをし、それをビットコインと交換することによって、ビットコインを得ることができることが分かった。
また、難しい操作をしなくても「Nice Hash Miner」というアプリを使うことによって、コンピューターを立ち上げておくだけで、マイングが行える。
(他にも「MinerGate」というアプリも有名。)
課題としては、パフォーマンスの良いCPUやGPUが必要になる。
まずはものは試しだ。
Windows Vistaの32ビットがインストールされたDELLの古いワークステーションが一台あったので、Nice Hash Minerをインストールしてみることに。
この古いワークステーションのスペックは以下のとおり。
CPU:Intel Core2 Quad Q9550
グラフィックボード:NVIDIA Quadro NVS 290
メモリ:4G
OS:Windows Vista32ビット
Nice Hash Minerをダウンロードしてインストールをしてみる。
しかし、OSの環境が合わなかった。
そこで、Window10 proの64ビット版(¥27,864)にOSを変更。
再度、Nice Hash Minerをインストールをしてみる。
するとインストールはできたが、PCのスペックが古すぎるらしく、CPUもグラフィックボードも検出されず、残念ながら進めることができなかった。
そこで、すしぱくさんのサイトを参考にさせてもらい、ビットコインマイニング用に新たにPCを構築することに。
結果から言うと、新しくパーツを組んでビットコインマイニング用に構築するのが一番手っ取り早かったです。
では、次回は実際に買ったパーツをご紹介。
[ビットコインのマイニングをしてみた#1]ビットコインのマイニングについて調べる
[ビットコインのマイニングをしてみた#2]ビットコインマイニング用自作PCのために買ったもの
[ビットコインのマイニングをしてみた#3]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その1)
[ビットコインのマイニングをしてみた#4]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その2)
[ビットコインのマイニングをしてみた#5]ビットコインマイニング用自作PCを組み立てる(その3)
[ビットコインのマイニングをしてみた#6]いざNiceHash Minerでマイニング開始!
[ビットコインのマイニングをしてみた#7]Nice Hash再稼働でマイニング復活!Nice Hashがハッキングの被害に。マイニング不可→復活まで