Dreamweaverでtwigファイルを編集できるようにする設定

【記事要約】

近頃増えてきたtwigファイル。そのtwigファイルをDreamweaverで編集可能にする設定方法について説明します。

EC CUBE3でネットショップを構築したところ、ファイルの書き換えの必要が出てきた。

そのため、サーバからファイルをダウンロードし、編集が必要な該当ファイルを探し出すとファイル形式がtwig。

Dreamweaverで開こうとすると「このファイル拡張子に有効なエディターが見つかりません。」という内容のエラーが出た。

そこで調べると幾つか設定ファイルの変更が必要だったので、そのやり方(Mac)を紹介します。

 

一番参考になった本家本元adobeのサポートページ

https://helpx.adobe.com/jp/dreamweaver/kb/cq02092222.html

上記ページでは拡張子「INC」の場合の説明ですが、「INC」を「TWIG」に置き換えて設定すればOK.

(Windowsユーザの方は上記ページのWindowsでのやり方を参照してください。)

1. Extensions.txt ファイルの編集

① Dreamweaver を終了する。

② 下記フォルダにアクセス(Mac)。

Macintosh HD/Users/<ユーザー名>/Library/Application Support/Adobe/Dreamweaver <バージョン>/ja_JP/Configuration

注意1:通常このLibraryフォルダは見えないようになっているため、設定が必要。

設定方法は下記ページ参照

Macの隠しフォルダを表示する方法>>

注意2:実際はカタカナ表記になっているフォルダもある。(例:Library→ライブラリ)

③ Extensions.txt ファイルのバックアップを作る(何か不具合があった場合にすぐ元に戻せるようにするため)

④ テキストエディタでExtensions.txtを開く

⑤ ファイルの下記部分にTWIGを追加する

行の最期が「:All Documents」となっている行。

⑥ さらに僕の場合、PHPのグループとしてTwigを追加したかったので、行の最期が「:PHP Files」となっている行にも追記した

⑦ Extensions.txtを上書き保存する。

以上で、取り急ぎDreamweaverでファイルを開くことができるようになる。

2. MMDocumentTypes.xml ファイルを書き換える

① Dreamweaver を終了する。

② 下記フォルダにアクセス(Mac)。

Macintosh HD/Applications/Adobe Dreamweaver <バージョン>/Configuration/DocumentTypes

注意1:実際はカタカナ表記になっているフォルダもある。(例:Applications→アプリケーション)

③ MMDocumentTypes.xml ファイルのバックアップを作る(何か不具合があった場合にすぐ元に戻せるようにするため)

なお、Adobeサイトにもあるが、Dreamweaverを起動する時に妨げになるため、バックアップファイルは元データと同じファイルには置かずに、別フォルダに保存すること。

④ MMDocumentTypes.xmlは通常編集不可としてロックされているので、編集できるようにするためにファイルのロック解除をする

設定方法は下記ページ参照

Macの隠しフォルダを表示する方法>>

⑤ テキストエディタでMMDocumentTypes.xmlを開く。(Dreamweaverで開いてはいけないとの注意書きがAdobeサイトにある。)

⑤ ファイルの下記部分にTWIGを追加する

⑥ MMDocumentTypes.xmlを上書き保存する。上書き保存できない場合には、一旦デスクトップなどに保存し、コピペで上書きする。

以上で、Dreamweaverのコードカラーリングやデザインビューが反映されるとAdobeサイトにはあったが、なぜかデザインビューが利用できなかった。

デザインビューは特に利用しないので、別によいのだが、コードカラーリングが微妙な色合いでよく見ないと違いが分からないほど。

そこで、色々と触ってみると何のためにあるのかよく分からないDreamweaver(CC2017)の右下プルダウンを「PHP」に設定するとかろうじて少し色味が分かりやすくなった。