酒さ肌の皮脂コントロール[酒さ改善までのステップ(追記)]

【記事要約】

酒さ肌には感想もNGだが、どうも皮脂も影響度が高い。それに気がついてから実行したケアとその結果について。

1.  酒さ肌は睡眠中に悪化する?寝起きの症状が悪い?

酒さ肌と付き合って約1年。

自分の肌を観察することによって気がついたのは、寝起きに症状が悪化しているということ。

夜、洗顔をした後に、朝よりは少し症状が落ち着いたかな?と思っていても、再び睡眠を取り、朝起きると症状が悪化していることが多い。

赤みが増し、プツプツが増え、酷い時は、小さなプツプツの先端に小さな膿が出ていることも。

そこで立てた仮説が「酸化した皮脂が酒さ肌に悪影響をもたらす」ということ。

調べてみると、睡眠中は皮脂の分泌が増えるらしい。

 

2.  皮脂コントロールをする

「酸化した皮脂が酒さ肌に悪影響をもたらす」

という仮説が本当なら、皮脂をコントロールすることによって、酒さ肌の症状は改善するはず。

そこで、僕が実際にやってみたのは、約6時間ごとに皮脂を取り除く。ということだ。

皮脂は5〜6時間ほどで酸化するらしい。

そこで、この時間が経過する前に皮脂を取り除くという作戦。

朝は洗顔で余分な皮脂が取り除かれるので、まずは昼食後に油取り紙(正確には油取りフィルム)で余分な皮脂を取り除いた。

酒さ肌の洗顔についてはこちら↓

酒さの洗顔・クレンジング方法[酒さ改善までのステップ#3]

見た目、それほど皮脂が出てないように見えても、実際油取りフィルムも当てると結構皮脂が取れた。

ここで大事なのは、皮脂を取った状態のままにしないということ。

やっかいな皮脂でも肌にとっては保湿効果がある。

その皮脂を取ったままにしておくと、肌が乾燥し、酒さ肌の大敵な状態を作り出してしまう。

そこで、皮脂を取り除いた後は、必ず化粧水などで保湿をたっぷりし、再びパウダーをはたく。

これが大事。

その後は、再び約6時間後の夕方に同じように皮脂のケアをする。

夜のおつきあいなど用事がある場合にいい。

何もない場合は帰宅して洗顔していた。

そして、さらにポイントは、夜寝る直前に再びこの皮脂ケアをするということ。

顔を洗ってから、夜寝るまでに数時間あいていることも珍しくない。

そうなると、例えば夜8時に洗顔して12時に寝るとなると、すでに4時間が経過していて、そこから7時間寝たとすると、寝ている間は殆ど酸化した皮脂に顔が覆われていることになる。

僕にとってこの対策はとても効果があった。

酒さ肌の症状が大分軽減し、「肌がきれいになった」と久しぶりに会った人に言われたのだ。

大切なのは、皮脂のケア後の保湿!これだけは十分に気をつけて欲しい。

 


酒さ肌の皮脂コントロール[酒さ改善までのステップ(追記)]酒さ肌の皮脂コントロール
[酒さ改善までのステップ(追記)]

酒さ体質(瘀血)改善のための食生活[酒さ改善までのステップ#8]

【記事要約】

酒さ改善のためには、外側からのケア以外に内側からのケアが重要。食べるものから飲み物まで、それまでの食生活を見直し、腸内環境を改善することは、カラダ全体にとっても大切。

1.  酒さ改善のための水分補給

東洋医学で、酒さの原因とも言われている『瘀血』という体質。

瘀血は、血液が、汚れたり、粘度が高まって流れにくくなる。つまりは「血液ドロドロ」の状態。

瘀血は、伝統中国医学で、鬱血や血行障害など、血の流れの滞り、またはそれによって起きる様々な症状や疾病を指す言葉だそうです。

この瘀血と酒さは関連性が深いと言われている。

そのため、血液ドロドロの状態を改善するために、効果的なたっぷりの水分補給を心がけてきた。

実際、意識して水分をこまめに、十分(1日2リットルほど)を摂取している時は、酒さの状態が落ち着いていたり、改善したりした。

だが、前日、かなり大量にアルコールを飲んで、恐らく脱水症状のときなどは、毒素がカラダに溜まっているのか、症状が悪化することも。

そのため、体内の毒素を排出して薄め、血液ドロドロをサラサラにするためにも、水分補給はとても効果的。

しかも、誰でも簡単にできる。

意識して、水分をたくさん取ることが大切。

2.  酒さ改善のための食事

先程ご紹介した瘀血体質のカラダには、カラダを温める食品がいい。

そこで、カラダを温めるには、冬が旬の野菜や、土の中にできる野菜がよい。ということで、かぼちゃやさつまいも等の根菜、そして玄米を中心にした食生活を送るようにした。

また、血液サラサラ効果の高い納豆と玉ねぎも積極的に食べた。

しかし、正直食べることが好きな僕は、あまり食事に神経質になりすぎるとストレスが溜まることを自覚しているので、これらの食品を意識しつつも、食べたいものは我慢せず、いただくことにしていた。

あと、一切辞めたのは、コンビニ飯。

以前は、食事を作るのが面倒くさくてよく利用していたが、どんな添加物が入っているか、全くわからないので、最近は絶対に買わないようにしている。

食品添加物がカラダの中に入り、予期せぬ影響を与えている可能性が高いからだ。

その他、カフェイン、糖質、アルコールも酒さには良くないと言われているが、コーヒーもお酒も大好きな僕は、我慢してストレスを貯めるよりは、ほどほどにを心がけて嗜むようにしている。

3.  酒さ対策のために腸内環境を整える

顔が赤い日が続いている時は、たいてい少し便秘がちなことが多い。

そのため、自然素材で腸に優しい便秘薬を飲んですっきりした翌日は、明らかに肌の調子が改善している。

そのため、僕は腸内環境を整えることにも気を使った。

#6の記事で、病院に行くと酒さ治療のために抗生物質を処方されることがある。

しかし、この抗生物質は腸内の善玉菌まで殺してしまうため、腸内環境が悪化してしまう。

それ以前に僕は、抗生物質が合わなく、症状が逆に悪化したので、一切抗生物質を辞めた(人によります)。

リーキガットという言葉も、最近徐々に知られるようになったが、これも酒さに関係しているのではないかと思う。

リーキガットは、腸の粘膜に穴があいてしまい、本来排除されるはずの有害物質(毒素)が体内に取り込まれてしまう状態のこと。

瘀血、毒素というキーワードから考えても、リーキガットにより、体内に毒素が取り込まれ、血液の滞りにより、それらが上手に排泄されず、酒さという不定愁訴を起こしている可能性は高い。

乳製品や発酵食品をとるということも大切だが、僕が一番気を使ったのは『腹八分目』に食べるということだ。

あとは、寝る前に食べないということ。

それまでは、満腹にお腹がいっぱいになるまでご飯を食べて、寝る直前までお酒とおつまみをつまんでいるような生活習慣だった。

しかし、腸は四六時中働いている。

こんな生活では、疲れて腸内環境が悪化するのも当たり前だった。

自分の腸内環境の状態がどのような状態か一番分かりやすいのは、便の色だ(お食事中の人すみません)。

「バナナうんち」と言われる状態が一番いい状態らしい。

色が黄色から黄褐色で、するりと出るタイプの便だ。

腸内環境が悪かっただろうなと思う頃、便は固く、色も黒っぽかったり、緑っぽかったりした。

しかし、食生活に気をつけ始めてからは、明らかに便の状態が変わった。

もちろん、カラダも肌の調子もいい。

ちなみに、かかりつけの胃腸専門医に聞いた話では、センナ茶やどくだみ茶など、便秘解消のためのお茶は胃腸を痛めるので、常飲するのは辞めたほうがよいとのこと。

あくまで自然なお通じが大切です。

酒さにお悩みの方は、この腸内環境にも是非気を配ってはいかがでしょうか。

 

※ここで紹介している内容は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。


酒さ体質(瘀血)改善のための食生活[酒さ改善までのステップ#8]酒さ体質(瘀血)改善のための食生活
[酒さ改善までのステップ#8]