【記事要約】
酒さの肌を改善させるサポートとして、毎日摂取しているサプリメントと病院で処方された漢方薬をご紹介。
1. 酒さと病院
酒さを言う病気はまだあまりメジャーではないので、顔の肌の調子が悪いと思って、病院に行き、この聞きなれない病名を聞く人がほとんどだと思う。
病院へ行くと、抗生物質やプロトピックという塗り薬を処方されることがある。
実際、僕も処方された。
しかし、僕の場合は、最終的にプロトピックと抗生物質はダメだった(※人によります)。
プロトピックの長期使用が酒さの更なる原因になる場合もあるという記事も見かける上、合わない薬を飲むと、余計に酒さの症状が悪化して、酷い時は顔がパンパンに腫れて、目を開けるのも大変だったことも(顔面崩壊するかと思うほど。)。
しかも抗生物質の薬を飲むと、便秘に…。聞くと腸内の善玉菌も殺す作用があるとのこと。善玉菌の死滅によって、腸内環境が悪くなって、毒素が溜まって、さらに酒さにも悪影響という悪循環。
僕の考察としては、酒さは腸内環境や毒素も大きく影響が出ると考えている。
なぜなら、便秘薬を飲んで、すっきりした後、顔の赤みが急激に引くことがあるからだ。
皮膚科医でも、酒さに詳しい医者と詳しくない医者がいる模様。酒さで病院にかかる時は、酒さに詳しい専門医にかかることが非常に大切です。
2. 酒さのためのビタミン
ストレスで酒さが発祥している場合は、恐らく食べているつもりでも、カラダの栄養バランスが偏っている。
僕が通っていた病院からは、ビタミンBが2種類処方されたが、自分の体調を省みて、効果的と感じたのは、別の疾患で通っていた病院から処方されたビタミンCとビタミンEだった。
ビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジングにもなる。
ビタミンCとビタミンEを毎日摂り始めてから、徐々にカラダの調子が良くなっていった。
それと同時に、酒さが過去最悪の状態までぶり返すこともなくなったのだ。
それでビタミンに興味を持つようになり、いろいろ調べてビタミンDも皮膚にとっては、大切なことが判明。
しかし、ビタミンDは食事で取るのもなかなかたいそうなビタミン。
そこで、何かいい方法はないかと調べたところ、ビタミンDは日光に当たるだけで、自然とカラダに蓄積されるとのこと!
それからというもの、ベランダで日光浴をしたり、散歩に出たりと、1日のうちに少しの時間だけでも外に出るようにした。
陽に当たるのは手のひら15分でも十分効果があるそう。
カラダへのバランスの良いビタミン補給も意識してみると、酒さだけでなく、生活習慣病の予防にもなる。
なお、各ビタミンは摂取のしすぎによる副作用もあるので、僕は医者にこれらのビタミン剤を処方してもらい、薬局で処方箋が必要な製剤をもらうようにした。
巷には色んなビタミン剤が売っているけれども、摂取のしすぎは悪影響になることもあるので、くれぐれも注意して欲しい。
3. 酒さと自己免疫疾患
自己免疫疾患とは、本来異物を攻撃するはずの免疫が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまう疾患。
この自己免疫疾患の原因の多くもストレスと言われる…。
そして、この自己免疫疾患も酒さと関連するという研究もある。
僕は別の疾患で病院で検査を受け、自己免疫抗体が正常値よりも高かった。
そのため、この自己免疫抗体の数値を下げるために、漢方薬を処方され長期服用している。
また、一時的にこの免疫抗体機能を下げるために、ステロイドを一週間投与された時には、嘘のように酒さの症状が無くなった。
自己免疫抗体は実感としてどうも酒さと大きく影響していそうだった。
しかし、残念ながら自己免疫疾患も明らかな原因と治療方法は人によって様々で完治方法も不明な病気。
漢方や生活習慣で体質改善していくしかないとのこと。
4. 酒さで処方された漢方薬
酒さに詳しい医師にかかった時に、まず処方されたのが漢方だった。
最初に「加味逍遙散」を処方されて、様子を見て、その後「白虎加人参湯」が処方された。
先程の自己免疫疾患の漢方を飲んでいるので、今現在は皮膚科医から処方された漢方は現在は飲んでいないが、漢方薬によって、体質改善するのは酒さにとっても非常にいいと思う。
漢方は即効性はなく、ジワジワと効いてくる薬だが、実際僕は2ヶ月ほど飲み続けて、自己抗体数値が半分以下に下がった。
酒さのために処方された漢方ではないが、体質改善によって、肌の状態が酷くなる頻度も度合いもグッと減った。
僕はまだ処方してもらったことはないが、「十味敗毒湯」という漢方が効果的という記事も見た。今度、症状が酷くなることがあったら医師に相談して処方してもらおうかと考えている。
今回紹介した、ビタミンも漢方もうまく使えば、酒さ改善の味方になってくれるが素人の自己判断では毒にもなる。絶対に専門医に相談してください。
欧米では、進んでいる酒さの治療法も日本では遅れているのが現状。そのため、欧米で認可されている治療薬が残念ながら日本では認可されていなかったりする。
保険適用外でも利用したい場合などは、医師に相談してみるのもよいかも。
※ここで紹介している内容は、あくまで僕に合っていた方法なので、実際にご自身で試される場合は、ひとつひとつ様子をみながら自己責任でお願いします。