【記事要約】
注文は伝票に書き込み、会計時にそれらをレジに打ち込む。人気メニューなどの分析のためにExcelに集計をする。こんな手間暇を一括管理し、飲食店の業務効率を格段にアップしてくれるのが『フリックオーダー』だ。
1. フリックオーダーの魅力
注文管理ソフト『フリックオーダー』の魅力は、まずiPhoneやiPadなどのスマホ端末で注文を登録できるということだ。
フロアスタッフに端末を持たせておき、注文は伝票などの紙に書くのではなく、フリックオーダーのアプリに直接入力し、登録する。
テーブルを選択。
来客の数とタイプを入力→この情報は自動的に保存されるので、顧客動向の調査荷物変えますね。
注文メニューを選択。
注文情報を決定し、送信。
フリックオーダーで注文を入力すると、すぐさまキッチンのプリンタからその注文内容の紙のチップが出てくる。
そのチップをキッチン担当が受けてすぐさま注文に取り掛かれるというわけだ。
フリックオーダーを使えば、注文を受けてから、その受けた情報をキッチンに素早く伝えることができるのだ。
プリンタからでてくるチップも簡単にプチプチとちぎれるため、キッチンが各担当に別れている場合は、揚げ物エリア、調理エリア、鉄板エリア、フライパンエリアなどに分けて配布できる。
もちろん、すでに入った注文の内容も確認でき、取消、数追加なども簡単だ。
フリックオーダーのアプリには、お店独自のテーブル構成、メニューを自由に管理・登録できる。
iPhone、iPad用フリックオーダーアプリダウンロードはこちらからできます。
2. POSレジシステムと連動させる
注文がぱぱっと共有できる魅力に加え、さらに魅力なのが、POSレジシステム「ユビレジ」との連動だ。
フリックオーダーの注文内容は、簡単な操作で「ユビレジ」と連動できるため、注文内容をレジに打ち込む必要もない。
簡単な操作で、顧客を待たせること無く、会計処理が行える。
これなら、ミスも少ない。
ユビレジは、iPadを使う。
そのため、高価なPOSシステムを導入する必要もない。
ユビレジについては、また別の記事で詳しく紹介するが、このシステムと連動させれば、注文で入力した内容を、再度レジに登録するという同じ情報の打ち込みを避ける事ができる上、人間のミスによる損失も防ぐことができる。
3. 来店実績を分析する
フリックオーダーには、顧客の人数と年代、性別に加え、カップル、ファミリーといった付加情報を登録することができる。
顧客が来店したら、まずこれらの情報を入力し、その後、注文を取るという流れだ。
そのため、これらの情報をまとめて集計し、来店が多い時間帯や、年齢、性別を分析することができる。
これらのデータは、時間帯におけるスタッフ配置や、客層に合わせたメニュー、店内内装、サービスなどの指標にもなる。
狙っている客層と来ている客層が異なる場合や、増やしたい客層が着実に増えているかといったことを数字で明確に見ることにより、勘にたよって行き当たりばったりで戦略を立てる必要がなくなる。
さらには、注文履歴を確認することによって、メニューの人気度や出数もチェックすることができる。
4. 低コストで業務効率化
iPhoneやiPad、注文チップの印刷機などの初期通しは必要になるが、中古を買えばコストは大幅に抑えられる。
また、気になるランニングコストは、ユビレジの利用料も含め、2〜6端末なら、月9,000円以下で運用できる。
業務効率化を考えれば、格段に安いコストとなる。
これを使わない手はない。
注文を取れるだけではなく、会計処理も簡略化し、その上、今後の戦略指標になる分析もできる。
これだけ多機能な上に低コストのサービスを利用しない手はない。