【記事要約】
近年、日本でも支払いツールとして主流になってきたクレジットカードと電子マネー。従来、これらの支払いツールの利用を可能にするためには、初期費用に加え、手数料、支払いスパンというハードルがあった。しかし、これらのハードルを簡単に超えることを可能にしたのが『楽天ペイ』だ。
1. 現金以外の支払い方法を準備する大切さ
首都圏では、もはや当たり前になっているクレジットカードや、電子マネー決済。
しかし、地方では、まだまだ普及していないといっても過言ではない。
僕が住む地方都市では、タクシーでさえ、まだクレジットカードカードが使えない車両が沢山街に溢れている。
飲食店でも、クレジットカード使用不可、現金のみというお店が多いのも事実だ。
支払い方法の多様性は、売上に直結するとは言えないが、顧客満足のためには必要な要素だ。
カードで払えるということが分かっていれば、手持ちの現金を気にすること無く、飲食を楽しんでもらえることにも繋がるだろう。
また、都市圏からの観光客にとって現金しか使えないというのは、ストレスになるはずだ。
カードしか持ち歩いてないという人すらいる中、これからの時代、カード決済、電子マネー決済の準備は、必然となってくるだろう。
しかし、そうは言っても、クレジットカード決済と電子マネー決済を実現するためには、かなりの初期投資と「手数料」がネックになっている。
また、支払い金額が実際に自分の口座に振り込まれるまでの回収スパンも飲食店にとっては、大きな課題だ。
日銭商売の飲食店にとって、実際の回収までに1ヶ月や2ヶ月かかるというのはキャッシュ・フロー上、非常にきついのである。
しかし、これらのハードルを楽に超えることができるサービスが生まれている。
それが「楽天ペイ」だ。
2. 楽天ペイの魅力
楽天ペイの魅力は、なんといっても、手数料の安さと回収スパンの短さだ。
手数料は、VISA/Mastercard/AMEX系なら3.24%。
JCB/Dinners/Discover系なら3.74%だ。
電子マネーも、主要電子マネーは3.24%で一部、3.74%だ。
4〜5%代の手数料を取る中間業者がいる仲、このパーセンテージは良心的だ。
さらにこのサービスを知った時に驚いたのが、回収スパンだ。
なんと次の日にはカード支払いの金額が自分の口座に振り込まれる。
それまでは、1ヶ月後、2ヶ月後というのが当たり前だった。
しかし、楽天ペイはその常識を覆した。
まさに、利用者にとっての懸念点をすべて払拭している。
まとめると…
<楽天ペイの魅力>
1.クレジトカード決済手数料が安い
(VISA/Mastercard/AMEX系なら3.24%。JCB/Dinners/Discover系なら3.74%)
2.回収スパンが最短1日
翌営業日が銀行営業日であれば、前日のクレジトカード売上分が振り込まれる
初期投資としては、カードリーダーの代金18,800円が必要だが、微々たるものだし、キャッシュバックキャンペーンなどもよく行われているので、期間中などであれば、実質0円の場合もある。
さらに、前回紹介したユビレジとも連動可能だ。
ユビレジの導入をしていれば、すでにiPadは設置されているだろうから、そのiPadに楽天ペイのアプリをインストールすればよい。
あとは、ユビレジとの連動設定をすれば、カード払いの際は、会計画面から楽天ペイを選択すれば、自動的に楽天ペイアプリと連動し、決済を行うことができる。
カードリーダに顧客のカードを差し込み、PIN(暗証番号)かサインをしてもらうだけで、簡単迅速に決済を行うことができる。
ただし、専用のプリンタを買わない場合は、クレジットカード会社発行の明細はメールで送るしかないので、事前に顧客にその旨を伝えなければならない。
低コスト、安い手数料、1日という回収スパンで、クレジットカードと電子マネーでの決済を実現する楽天ペイ。
顧客満足のためにも、飲食店はこれを使わない手はない。