GW明けのトレード。
前半は一気に22pipsと調子よく稼げていたが、夕方一気にpipsを失い-182pipsでFIX。
夜、新しく組んだEAをテストアカウントで動かしてみたが、テストではいい成績がでても実際はボロ負けだった。
テストでいい結果が出て、喜び勇んでも、テスト結果と実際のEAの動きはホトホト違ってくるのが悲しい。
GW明けのトレード。
前半は一気に22pipsと調子よく稼げていたが、夕方一気にpipsを失い-182pipsでFIX。
夜、新しく組んだEAをテストアカウントで動かしてみたが、テストではいい成績がでても実際はボロ負けだった。
テストでいい結果が出て、喜び勇んでも、テスト結果と実際のEAの動きはホトホト違ってくるのが悲しい。
数年前に使っていたBuffaloの外部記憶HDD、LS-Vlシリーズ。
現在は使っていないので物置に眠っていたが、クライアントから会社の周年記念のパンフレットを作るために過去のデータがどうしても必要ということで、WEB制作当時のデータがないかと問い合わせがあった。
5年以上前の話なので、データの保管期間が過ぎていると言って断ってもよかったのだが、お世話になっている社長の頼みともなれば、何かしら力になりたいという思いの方が大きく、データを掘り起こすことに。
Windows(OSは10)のデスクトップにBuffalo、LS-Vlのハードディスクをつなぎ、電源を入れる。
・・・ここからどうするんだっけ?
繋いだだけでHDDは使えなかったような気が…。
そう思い、記憶を辿る。
そこで気がついたのがHDDのドライバーが確か必要だったということだった。
そこで、Buffaloのサイトからドライバーをダウンロードした。
ドライバーダウンロード
http://buffalo.jp/download/driver/hd/ls-vl.html
ここで大事なのはソフトウェアの項目の「NAS Navigator2(Windows)」をインストールするということだ。
最初、LinkNavigator for LS-V(Windows)の方をインストールしたところ、環境の影響か動作しなかった。
その後、NAS Navigator2を立ち上げる。
すると(上記の画像は完了後の画像なのでないが)ハードドライブアイコンのところに「?」マークがついてフォルダを開くことができない…。
どうしたものかと色々調べていると、どうもドライバーもしくはHDDのファームウエアを最新のものにする必要がありそう。
NAS Navigator2に「IPアドレス」と記載があるので、そのIPをブラウザに打ち込むと下記のようなログイン画面が表示される。
ここにログインしてHDDのファームウェアを最新に設定できるようだが、次はユーザ名とパスワードが分からない…。(なんせ古いHDDなもので記録も残してなかった。)
しかし、こちらも調べてみると、初期設定のユーザ名とパスワードがあったので、それでまずはトライしてみてというヘルプがあった。
ヘルプページはこちら
https://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/11707
製品出荷時の初期情報は下記とのこと
ユーザー名:admin
パスワード:password
こちらでログインすると無事ログインできた。
システム>メンテナンスで画面を進み、「ファームウェアアップデート」を選択すると、ここからファームウェアアップデートをしてという表示がされているので、アップデートを試みる。
(画像は最新アップデート済の画面)
再びNAS Navigator2にアクセスし、HDDのアイコンをダブルクリックすると無事フォルダの中身を確認することができた。
こうして無事、化石となった古いデータを掘り起こすことができた。
<まとめ>
(1)ドライバーをダウンロード
http://buffalo.jp/download/driver/hd/ls-vl.html
※NAS Navigator2(Windows)をインストール
(2)NAS Navigator2を立ち上げIPを確認
(3)ブラウザに(2)のIPを打ち込む
(4)ID/PWでログイン。わからない場合は初期設定のIDとPW(ユーザー名:admin パスワード:password)でトライ。
(5)ファームウェアをアップデート
(6)NAS Navigator2からHDDにアクセス
最近「失感情症(アレキシサイミア)」という言葉を知った。
今から思えば、V字回復の坂道をよじ登っていた時期に、僕はこの症状だったのではないかと思う。
失感情症(アレキシサイミア)とは、自分の感情を意識できず、感情を言葉や態度によって表現しにくい状態のことだ。
原因は過剰なストレスだ。
つらい感情を意識しにくいため、周りに助けを求めたりせず、頑張り続けてしまうことがあるらしい。
だが、そうだったとしたら、その頑張り続けることでV字の坂道を登れたのかもしれないが。
だが、この症状の場合、体にも変調がでる。
実際、僕はV字の坂道を登り切る最終段階で入院し手術をしなければならないほど、体に異変が起きていた。
幸い悪性ではなかったが。
自覚症状がなくても、体は正直だ。
体にかかった重い負荷は、日に日に蓄積されて、それらは身体のどこかに現れ出すらしい。
そして退院後、ようやく全ての借金を返し終わり、ようやくまた新しい0地点に戻ることができたとほぼ同時に、13年一緒に連れ添った愛犬が亡くなった。
まるで、辛い時期の僕を支え終わったかのようにだ。
僕が退院してから急激に体調が悪化し、入院させたが、衰弱があまりに激しく、病院での最期を不憫に思い、自宅で点滴を打ち、つきっきりで看病し、看取った。
僕にとっては、この上ない悲しみだった。
それを期に以前からひどかった肌荒れがさらに悪化し、ひどいことになった。
それから半年後、ビジネスが0地点に戻ったことにより、ようやく日々の生活を楽しみながら過ごせるようになり、ある日ふと、ようやく自分がストレスを感じていたことを自覚した。
それまでの0地点からの半年間は、焦燥感が抜けず「何かやらなければ」という焦りがつきまとっていた。
自分がストレスを感じていて、とても疲れていたことが自覚できたら、一気に気持ちが穏やかになった。
ストレスはすぐには抜けないらしい。
ストレスへの耐性も必要だが、ストレスを感じている自分に気づくことも、もっと大事だ。
だが、もしかしたらV字の坂道をよじ登っている最中のような状況の時には、ストレスに鈍感であることも必要なのかもしれない。
とにかく、うまくコントロールすることが、その時々の状況を自分の味方につけることができるのだと思う。
V字回復上り坂#1〜11に書いた様に、V字の坂道を登りきるために僕が実践したことは至ってシンプルだった。
・無駄を無くす
・効率化を徹底的に追求する
・人として正しい行いを貫く
そして、
・諦めない
これだけだ。
時として、崖っぷちになると人は豹変する。
そんな状況を幾つも見てきた。
僕も、人でなしになる可能性は、いくらでもあった。
でも、僕は人を貶めたり、裏切るようなお金儲けの仕方は絶対にしなかった。
古い言い方で言えば、筋と仁義は必ず通した。
V字の坂道を下っている途中、そして登っている途中も、「人としてどうなの?」と呆れたり、腸が煮えくり返ることが何度かあったが、その相手方も後からよくよく考えるとかなり切羽詰まっていた。
経営者なら多くの人が知っていて、ファンも多いとても著名な人と仕事をする機会もあったが、「最悪」の一言につきた。
恩を仇で返すようなことばかりしているその人は、人として全く信頼できなくなったので、とっとと縁を切った。
有名だから「いい人」「凄い人」というのはダタの妄想で、表向きの顔と裏向きの顔があることを学んだ。
その詳細を書けばまた面白い話になるのかもしれないが、ここでは差し控える。
言いたいのは、そう言った人たちのように、人として間違ったことをしていると、いつまでもV字の坂道は登りきれない。
実際、それらの人たちは多額の借金まみれだった。
表向きはお金持ちに見え、たいてい自分に従えば、お金を稼げるといったことを吹聴する。
そして、その甘い声に誘われて、周りにまた必死な人が群がる。
だが、結局人間として貧しいので、今でも、事業がうまくいかず、あがきもがいている様子。
ひどいことをされたり、ひどいことを言われたりしたが、僕は「何言ってんだバーカ。」くらいの勢いで、そういう人たちとは即縁を切った。
よくないモノを持っている人たちといると、例え報酬がもらえるとしても、その呪縛が気持ち悪かったのだ。
だから、まだ借金が残っていたとしても、人としてどうなの?と疑問がつく人間とは即縁を切った。
自分の信念に沿って、諦めずに努力した。
そうして、無事にV字の坂道を登りきることができた。
もちろん、僕が頑張ったから登りきれたのではない。
家族やよき仕事仲間、そして僕を必要としてくれたお客様があってこそだ。
だから、僕は考える。
自分を捨てずに、ブレずに、ひとつひとつが大切だと。
あと、実際V字の坂道を登りきることができたから言えることだが、本当にいろんな事を学んだ。
普通にどこかの会社に努めて、給料を貰って生活していたとしたら、絶対に学べないことをたくさん学んだ。
「勉強代」とは良く言ったものだが、本当にそうだと思う。
そして、それらを糧にこれからまた面白い人生が歩めそうだ。
僕がV字の下り坂を下りきって、一番底にいる頃、家族はもしかしたら僕が鬱や精神的に参っているのではないかと心配していたかもしれない。
そのくらい、僕は落ち込んで元気がなかった。
自分でも心配をかけているなと、感じつつも、気持ちが沈んでしようがなかった。
朝から晩まで一心不乱にPCに向かい、睡眠時間2、3時間の毎日、忙しいときには3日徹夜、寝食とトイレ、風呂以外はとにかくPCにかじりついている姿は異様だったことだろう。
だが、そこまでしなければ、僕はV字の底から這い上がることができなかったのだ。
とにかくもがいていた。
うまくV字回復できるかどうかなんて、まったく確信がなかった。
もしかしたら、破産手続きを踏まなくてはならなくかもしれない。
その可能性は大いにあった。
V字の坂道を下っている最中には、たくさんの裏切りにもあった。
正直、今でも簡単に人は信用しない。
「銀行は雨が降っている時には傘を貸さない」その言葉は以前からよく聞いていたが、本当にその通りだった。
雲行きが怪しくなると、あれだけ熱心に来ていた銀行マンは波が引くようによりつかなくなった。
厚生年金や、税金を払う力がなく滞納していたため、それらの機関からはヤクザの取り立てのような取り立てがあった。
特に厚生年金は、ひどい。
様々な問題を起こしている上、今後の運用も明確でないのになぜあれだけ強気の取り立てができるのか理解できない。
厚生年金も、消費税もそうだが、職員は「預かっているお金だから無いわけがない。預かったお金を使い込んだ」という言い方をする。
だが、実際そうではないことは経営をやってみれば一目瞭然だ。
ある意味、経営者というのは社会で一番立場が弱い人間かもしれない。
今は払える資金がない。だが、払う意志はあるから今、事業を必死でやっているのだと言っても、ある日突然銀行口座の差し押さえをしてくる。
僕も一度やられたが、借り入れがない銀行だったのが、不幸中の幸いだった。
借り入れがある銀行だったら、銀行からは一括返済を求められたことだろう。
こちらのビジネスなんてお構いなしだ。
税務署はまだ良心的だから、今でも分割返済の対応など感謝しているが、厚生年金は今でも嫌いだ。
その他にも、とにかく色んな酷いことが立て続けに底辺の直には多発した。
悔しくて、床に腕をつき、声を押し殺して泣いたこともある。
惨めだった。
だが、僕は折れそうな心をなんとか保って、一歩一歩少しずつでも進み続けた。
とにかく諦めなかったのだ。
底辺の時点では、とにかく出口が見えなかった。
でも、歩き続けるうちにほんの僅かに出口の明かりが見える気がした。
さらに歩き続ける内に、希望が湧いてきた。
そして、さらに出口の明かりに向かって歩きつづけて、やっとの思いで借金を全額返済し、ようやく再びスタート地点に立ったのだ。
その過程が、V字回復の坂道が辛すぎて、坂を登りきった時の感動というのはおかしなものだが、特になかった。
ようやく背負うものがなくなり、伸び伸びと仕事が、生活ができる。
ただそれだけだった。
だが、V字回復の坂を登ることで学んだことは「精神を保つ」ということだった。
イキりすぎても、怖気づいてもダメなのだ。
モチベーションアップのセミナーに行って、自分自身を盛り上げる必要なんてまったくない。
それこそ、アップダウンが激しすぎて反動が大きく、そんなものに時間とお金を費やすほうが馬鹿げている。
今、注力すべきは、そこではないのだ。
とにかく、一定の水準を修行僧のように保つ。
ただそれだけだった。
そして、ひとつひとつとにかく進むこと。
これだけだ。
引き続きオススメのクラウドサービスをご紹介
<ノートツール>
『Evernote(エバーノート)』
僕は打ち合わせの内容だったり、思いついたアイデアをEvernoteに記録している。
iPhoneアプリを入れておけば、携帯からもすぐにEvernoteの内容が確認できるし、過去のノートの検索もでき、ユーザインタフェースもよく考えられているので、使い勝手がよい。
しかも、タダで使える。
誰かとノートの内容を共有することだって、簡単だ。
しかも、iPhoneやMacから入力する際には、音声入力を使用すれば、すばやく文字が入力され、打ち込む必要がない。
僕は、効率良い仕事を進めるためには、いつでもどこでも使えて、さらにそのインプットした情報をいつでもどこでも引き出せることが重要だと思う。
そのためには使い勝手の良い、Evernoteのようなツールが必要不可欠なのだ。
<オンライン英会話>
『DMM英会話』
パソコンが出始めた頃、パソコンを操作できないと仕事に支障が出たり、キャリアアップに影響が出ると想像した人はまだ少なかっただろう。
だが実際、現代では、企業勤めにはパソコンの操作が欠かせない。
パソコンだけでなく、ITツールのリテラシーが高くないと、キャリアアップに支障が出ると言っても過言ではないだろう。
同様に、これまでは、英語ができなくても日本のビジネスシーンでは通用できたが、グローバル化が進む現代では、近いうち「英語ができて当たり前」になり、僕たちが50歳、60歳になることには、それが当然になっていると僕は予想する。
そうすると、ビジネスにおいて経験値の高い熟練の年代は、若い世代にどんどん追い抜かされていくことだろう。
もちろん、そのころには、同時通訳などの技術も発達しているだろうが、それでも英語の重要性は増すと僕は考える。
僕は留学経験も、海外在住経験もないが、コミュニケーションをとれるくらいの英語力はあると自負している。
しかし、まだまだだ。
そこで、日常的に英語に触れ続けたいと考えた時に選んだのが、DMM英会話だった。
月々5000円代と安価な上、24時間いつでもレッスンを受けることができる。
今では、毎日の日課のひとつだ。
英語はある日いきなり話せるようにはならない。
一日一日、コツコツとした積み重ねが大切だ。
しかし、英会話教室に通うのは、僕にとって教室の行き帰りの時間さえもったいない。
しかも、急に予定が入ることが多いため、前もって予約の時間が固定されるのも不便だ。
だが、オンライン英会話教室なら、「あ、時間があいた」と思ったらすぐに利用できる。
しかも、行き帰りの時間も発生しない。
レッスンはスカイプを利用して行うが、ビデオ会議などに慣れている僕にとっては特に違和感なく馴染むことができた。
予約申し込みのシステムの使い勝手と、準備されている教材の豊富さも気に入っている。
オンライン英会話サービスとして、ぜひおすすめしたいサービスだ。
引き続きオススメのクラウドサービスをご紹介
<ビジネスチャットツール>
『chatwork(チャットワーク)』
僕にとっては、このツールがないと仕事にならないと言っても過言ではない。
チャットワークは、単に情報や意見のやりとりをするための道具ではなく、チャットワークを使うことによって、いくつもの会議が同時進行しているようなイメージだ。
通常の会議は、同じ場所に集まって、時間を拘束され、その間、その会議のことしかできない。
しかし、チャットワーク使って、プロジェクト毎にグループを作り、チャット上でやりとりをすれば、あえてミーティングの時間を取る必要もないし、スピーディーにプロジェクトが進行する。
文字データでのやりとりに限界がある場合は、ビデオチャット機能を使い、遠方のメンバーとも顔を見て話ができる。
何時間も時間をかけて、結局話がすすまない退屈な会議で時間を潰されたり、出張して遠方の会議に出席する必要もない。
時間とコストを要約して、最大限のパフォーマンスを生み出すことができる。
そんなツールなのだ。
タスク管理やファイル送信ももちろん可能だ。
chatworkの使い勝手の良さと、chatworkによる時短とコスト削減、パフォーマンスの向上を実感してしまうと、メールなんて使えたものじゃない。
<名刺管理>
『Eight(エイト)』
僕はあまり人に会わないことを自分のスタイルにしているので、名刺交換をする頻度は、一般的なビジネスマンに比べるとはるかに少ない。
だけれども、全く名刺交換しないわけではない。
かつて、さまざまな勉強会やセミナーに出ていた頃は、毎日のように何十枚という名刺交換をした。
たしかに、ビジネスの成功のひとつの要因は人脈だ。
だから、いただいたご縁は大切にするべく、出会って名刺交換した人の情報はいつでもどこでも引き出せるようにしておいた方がよい。
ただ、何千枚も名刺がたまって、それを日々ファイリングして、欲しい時に、ファイルの中から該当の人の名刺を探し出すという行動は僕にとっては苦痛でしかない。
そのため、名刺管理ソフトのEight(エイト)がおすすめだ。
Eightは名刺の写真を撮って送信するだけだ。
無料で使える上、オペレーターが手入力してくれるので、情報も性格。
もちろん検索もすぐにできる。
データをダウンロードしたければ、月額400円を払えばよい。
安価な上に、機能も充実。
自分でファイリングしたり、名刺上のデータをパチパチ打ち込む必要もない。
Eightに入力した後には、いただいた人にはちょっと申し訳ないが、破棄させてもらう。
もちろん個人情報なので、確実に原型が残らない方法で。
こうすれば、もらった名刺でオフィスのスペースを占領されることもなく、効率よくご縁情報の管理ができる。
効率よく、自分のリソースを最大限にフル活用するために、強い味方になってくれるのが、WEBを使ったクラウドサービスだ。
「僕のカバンには紙とペンが入っていない」の話にも関連してくるが、
ここでは、「僕のカバンには紙とペンが入っていない②[V字回復上り坂#6]」で紹介した以外のクラウドサービスを紹介したいと思う。
いいクラウドサービスは、コスパも良く、時短にも繋がる。
しかし、中には使えない割には、高額なクラウドサービスもある。
悪質なものは、リースを組まされ、がんじがらめにされることもある。
しかし、僕の過去の経験からして、月数万円もするような高額なWEBサービスでいいものに出会ったことがない。
途中で「このサービスは使えない」と気づいても後の祭りだ。
リース契約なので、契約したお金を支払いきるしかないのだ。
どうあがいても解約することができない。
だからこそ覚えていただきたいのが、優秀なクラウドサービスは低コストで使い勝手がいいということだ。
良いサービスは、多くのユーザが使っていたり、出資者が多いため、ユーザーのコスト負担が少ない。
くれぐれも、最終的に何百万も払わされるようなサービスや、支払いがリースといったようなサービスは利用しないで欲しい。
(僕は、過去に何度もクライアントからこの手の相談を受けた。)
<会計ソフト>
『マネーフォワード・クラウド会計』
弥生会計やTKCの会計ソフト「FXシリーズ」など、様々なソフト(インストール型)がこれまで席巻していたが、僕は断然マネーフォワードの法人向けサービス「クラウド会計」をオススメする。
無料アカウントが最初に作ることができるので、お試しすることも可能だ。
マネーフォワードの入力は、僕の個人的な感想としては、とっても簡単だ。
ユーザーインターフェースもよくできていると思う。
もちろん、会計の知識が無くては、ログインしてもチンプンカンプンだと思うが、経営者たるべきもの、マネーフォワードくらいは使いこなせないと、今後の経営は難しいと言っても過言ではない。
会計知識がないがために、面倒くさい、よく分からないという理由で会計士に丸投げをする経営者もいるが、そういった経営者は数字の流れが見えず、窮地に追い込まれることが殆どだ。
かつての僕が実際にそうだったから、断言する。
クラウドサービスなので、会計士のPCにデータ移行という手間も必要ないし、アカウントでログインすれば、どのデバイスからでも同期した情報を確認することができる。
僕はライトプランなので、月額1,980円だ(安い!)。
マネーフォワードには毎日アクセスし、財務状況を確認する。
会計士と顧問契約すれば、安くても月額15,000円以上はするだろう。
だから、日々の入力は自分で行い、四半期または半月毎に会計士にチェックしてもらい、あとは決算だけまとめてもらう契約にしておけば、かなりコストが削減できる。
マネーフォワードがクラウド会計ソフトとしては、NO.1だが、その他に「Free」などのASPサービスもあるのでコストや画面デザインなど、好みにあったサービスを選んでもらえたらと思う。
次回引き続き、使えるクラウドサービスを紹介していきたいと思う。
前回、仕事全般で使うツールのIT化によって、効率的に仕事ができる環境を整え、時間と自分のリソースを有効に使うことについて触れたが、今回はその続きについて。
僕は徹底的に仕事の道具や環境をIT化することによって、時間のムダをとにかくなくすことを追求した。時間のムダをなくせば、本来の売上を上げるための時間に集中することができる。
<スケジュール管理>
これは、もうすでに使っている人がだいぶ多いと思うが、Googleカレンダーを利用している。
以前は、僕も手帳を作り、オリジナルの手帳用紙とオリジナルのシステム手帳ケースを作るほどのこだわりようだった。
オリジナルの手帳用紙には、ToDoリストと一日のタイムスケジュール、繰り返しの予定などをカラーペンを使い、書き込んでいたが、これらはすべてGoogleカレンダーで実現できる。
手帳に書くということが楽しかったため、Googleカレンダーが出来てからもアナログの手帳を使い続けていたが、カバンが重たくなることと、手帳を持っていない時にすぐにスケジュールを確認することができないため、Googleカレンダーに移行した。
Googleカレンダーであれば、携帯やPC全てで予定が自動的に同期できる。
ビジネスマンには絶対的に必要なツールだと思う。
<書籍>
これも多くの人がすでに活用していると思うが、書籍を読む時はAmazonのKindleを使用する。
以前は、隙間時間に読むために、カバンの中に書籍を突っ込んでいた。
特に、V字の下り坂を下っている最中、書籍類をむさぼり読んでいた時は、2,3冊入っていたかもしれない。
だから、僕のカバンは筋トレしているのか?というくらい重かった。
紙の本でないと内容が身に沁みないという声も時折聞くが、僕はそれは「気のせい」だと思う。
書籍に書かれている文字や絵、写真は言ってみれば「信号」で、それが描かれている素地が紙であろうが電子機器であろうが、同じ信号であることには変わりがないからだ。
だから、僕も最初は紙の本派だったが、ある日、機会があってKindleを体験してからは、Kindleに乗り換えた。
もちろん、紙の本に蛍光ペンを引くようにハイライトをつけることもできるし、角を折るドッグイヤーも可能だ。
<お金>
東京では、クレジットカードや電子マネーが利用できる店舗やサービスが発達しているが、地方ではまだまだ現金が必要なシーンが多い。
だが、電子マネーが発達した今、財布はもはや必要ないのでは無いかとも思う。
3月にアメリカへ行った時、現金5万円を念のためドルに変えてもっていたが、使い切るのに苦労した。
そんな状況がもうすぐ日本を席巻するのでは無いかと思う。
僕は、カードで乗り切れることが分かっている時は、カバー付きの携帯ケースのポケットにクレジットカードと電子マネーを入れて財布を持たず、出かけることが多い。
カバンの中から、ノート、紙資料のファイル、分厚い手帳、書籍、財布が無くなったら、かなり身軽になる。
ただ、軽くなるだけでなく、それらの情報にいつでもどこからでもアクセルできることによって、仕事の効率化が進む。
こんなにいいことはないと僕は思う。
シンプルで、効率的なスタイル。
これが、僕にとってはV字の上り坂を登る後押しをしてくれたのだ。
V字の上り坂を登り始めてから、効率化を徹底的に追求してきたのは前述の通りだが、その中のひとつが紙をペンをもたないということだ。
つまりは、仕事に使うツールをIT化するということだ。
元々WEB関係の仕事をしていたためパソコンを使いこなせるという要素がこれを可能にしたというところがあるが、ブラインドタッチができる人であれば、ITツールを少し研究するだけで、ツールのIT化は可能だと思う。
<ノート>
クライアントとの打ち合わせのメモはすべてPCに即叩き込む。
もちろん録音して後から文字起こしということもしない。
それをやっていたら、打ち合わせの時間と文字起こしの時間が重複してかかってしまう。
会議の内容は、基本的にマインドマップソフトを使い、マインドマップに落とし込む。
それを議事録としてPDF形式で保存し、打ち合わせ相手にも送れば、議事録として残せる。
その他、Evernoteを使っていつでもどのキャリアからでもノートが閲覧できるようにしておくのも便利だ。
なお、打ち合わせで内容をPCに打ち込む際に注意したいことは、画面を見ながら打たないということだ。
もちろんブラインドタッチだ。
画面を見てしまうと、そうでなくても相手は「自分の話を聞いてない」「真剣に聞いていない」という印象を抱きがちだからだ。
<ファイル>
クライアントやプロジェクト毎の資料もすべてデジタル化にする。
資料や素材を紙や印刷写真として受け取った場合は、スキャンするか写真をとって、保存すれば、分厚い資料を持ち歩く必要もない。
そしてすぐに返却できる。
僕はクライアント毎にフォルダを作り、さらにその中に案件ごとのフォルダを作っている
例)日の丸株式会社の場合
HI0001_日の丸株式会社
−01DOC(書類関係。契約書や各種サービスアカウント情報など)
−02DATA(クライアント案件全般で使える素材データ。ロゴや企業外観など)
−03PICS(クライアント案件全般で使える加工データ。基本的にPSD [フォトショップデータ])
−04PRINTDATA(クライアント案件全般で使える印刷物データ。基本的にAI [イラストレーターデータ])
−SITE (WEB構成ファイル(html、phpなど))
さらにこの中に開発案件毎のフォルダを入れる。
HI0001_1_日の丸株式会社ホームページ制作
HI0001_2_日の丸株式会社パンフレット制作
開発フォルダの内容は、下記のような構成だ。
01_doc(書類関係。見積書や請求書、スケジュールなど)
02_data(受け取った素材データ)
03_pics(基本的にPSD [フォトショップデータ])
04_printdata(印刷物データ。基本的にAI [イラストレーターデータ])
これは上層のフォルダ構成と似ているが、開発毎のファイルを入れる。
このように、フォルダ構成を決めておくととても便利だ。
自分の事業に合わせて是非調整してほしい。
SugarSyncやGoogleDrive、Dropboxなどさまざまだ。
ある程度の容量までは無料で使えるものもあるし、例えコストがかかるとしても月数百円と非常に安価だ。
このように、ツールのIT化をするだけで、かなりスッキリ身軽になり、スマートに仕事をすることができる。
最初慣れるまでは大変な人もいるが、慣れてしまえばこっちのもんだ。
業務スピードが2倍、3倍にも早くなり、時間が生まれることを実感してもらえると思う。